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我が家のiPhoneの機種変更騒動


■きっかけは、3G回線、LTE回線につながらないことから、、、

先日、うちの奥さんのiPhoneが不調で、機種変更することとなりました。

そもそもの不調は、電話がつながらない状態、かつ3G回線やLTE回線に接続できなくなってしまったです。wifi接続のみ利用可能という状態。

電源入れなおしや、SIMカードの抜き差しなどでも直らない。

サポートセンターから提案のあったiPhoneの初期化も、バックアップをPCのiTunesでとったあとにやってみるも初期設定も途中から進まない状態。。

初期設定もできないので、とったばかりのバックアップから復元を試みるも、復元もできず。。

ということで、結局、iPhone5→iPhone6sに機種変更することに。

それで、故障したiPhone5のバックアップをとっているものだから、新しいiPhone6sでバックアップデータから復元すれば、そのまま使えるだろうと思い復元を実施。

ホーム画面のアイコンやアプリもこれまでと同じように戻ってきました。

これで、ひと安心、ひと安心。

と思いきや。。。

■まさかの、連絡先が消えている

そう。

連絡先が、ほとんどなくなっている。。

私の携帯電話から電話をかけたところ、登録してたはずの名前ではなく、番号通知のみ。。

「連絡先」アプリを見ると、300件以上合ったものが80件ほどに。。

どうも、残っている連絡先は、MSNのアカウントに登録していたメールアドレスのみ。iPhoneの連絡先に登録していたほかの登録先がまったくない状況でした。

※MSNのアカウントのアドレスは、メールアカウントで連絡先が同期され戻ったのだと思います。

ここで、故障したiPhone5がまだ生きていればいいのですが、すでにトラブルシューティングの最後に、初期化をしたため、それはもう無理。。

いろいろGoogleで検索してみると、auでiPhoneの機種変にそのようなトラブルにあっている方がいるようです。

また、奥さんとAppleIDを共用していた我が家では、奥さんの連絡先はiCloudで同期はされておらず。。。

■バックアップデータを漁る?!

そこで、なんとかバックアップしたデータから連絡際の情報が抽出できないか調べてみました。

それで参考にしたのが、以下の記事。

iTunesバックアップしたデータを漁る方法 : http://goodegg.jp/archives/7633#howto

PCのiTunesでバックアップをとると、iTunesの中に格納されブラックボックス化されてしまう感じなのですが、

PCにアプリ(iBackupBot)をいれると中身を覗けるようになっているようです。

といことで、わたしもインストール。

見えます見えます。連絡先が!

個別に連絡先だけiPhoneで復元ができるようなので、それをまず試してみる。。

→失敗。うまくデータインポートできず。※無料版だからだったかもしれません。

ということで、以下の方法で連絡先を戻しました。

【1】 iBackupBotを使って、連絡先をvcfデータで書き出し。

【2】 iPhoneにvcfデータを持っていって、インポート。

というながれで、データを取り出しました。

【1】 iBackupBotを使って、連絡先をvcfデータでエクスポート。

CSV形式なども選択できるようですが、CSVでエクスポートしたデータを見ると、一部欠落も見られたため、vcf形式でエクスポートしました。

しかし、難点が、1件1件個別でvcf形式でエクスポートされてしまいます。

   ※VCF形式とは http://www.weblio.jp/content/.vcf

ちなみに、エクスポートする際に有料版に登録してくれ、というような英語のメッセージが表示されましたが、

メッセージをキャンセルで抜けてしまえば、書き出しは可能でした。すいません、こんな便利なツールなのにただで使わせてもらって。。

1件1件ファイルとして書き出されるので、合計300件以上のファイルが書き出されました。。

ということは、iPhone側で1件1件インポートしないといけないのか、、、

ということで、次に、個別のvcfファイルを一括したファイルに統合する方法を調べてみると、ありました。

*大量のvCardファイルをつなげて一つのvCardファイルにするスクリプト:

http://did2.blog64.fc2.com/blog-entry-237.html

この方法で、ひとつのvcfファイルとしてまとまりました。batファイルを自分で作るなんて、なんかプログラマーになったみたいです。(プログラムは1行のみですが笑)

まとまったvcfファイルをDropBoxのフォルダに、保存して、ここの手順は完了。今後も万が一のときのため、残しておきます。

【2】 iPhoneにvcfデータを持っていって、インポート。

つづいて、【1】でまとめたvcfファイルをiPhone側にもっていきます。PCからメールで添付ファイルとして送ってもいいですし、

Dropboxなどを利用していればそこからファイルを開く方法でもOKです。

メールなり、Dropboxなりで取得したデータファイルをiPhoneの「連絡先」アプリで開くと、「***件の連絡先を追加」という表示が出てきますので追加して、おわり!

なんとか無事に戻りましたー!

  参考: http://sbapp.net/appnews/app/upinfo/ap-24855 ※「4.iPhoneでvcfをインポートする」をご確認ください。

■iPhone、iTunesだけにバックアップを任せない

今回は、何とか戻せましたが、iPhoneの「バックアップ」というのはなんとも難しいものです。

というのも、"バックアップ"というひとくくりで保存されるので、中にちゃんと入っているのか?とかわからないですよね。

やはり目に見えるかたちでバックアップしないと安心できないなと思いました。

たとえば、iPhoneから別のAndroidやWindowsPhoneなどに変える可能性だってありますから、iPhone(iTunes)だけに連絡先のバックアップをとるのは心もとないなと感じました。

今回は、故障したiPhoneからの取出しが無理な状況でしたが、問題なく利用できる際は、無料アプリがあるので、それを利用することをお勧めします。

私のお勧めは、こちら。

 ※連絡先 バックアップ - IS Contacts Kit Free : http://app-liv.jp/509070714/

実は私は3月に、iPhoneからAndroidのFreetelに変えました。その際に、iPhoneの連絡先のバックアップを取ったのが、このアプリ。

CSVやvCard(VCF)形式でデータをエクスポートできるので、データの融通が利きやすいです。

私の場合は、いったん、vCard(VCF)形式でダウンロードしたデータをDropBoxにおいて、Gmailでインポート。

そのGmailアカウントでAndroidのアカウント設定をすることで、連絡先を移行しました。

年に一度とかでもいいので、連絡先など大事なデータは、バックアップておいたほうがいいかもしれないですね。

あと、身内や大事な連絡先はデータとして管理するだけではなくて、紙媒体として出したほうがいいのかなと思いました。

災害とかを考えると、スマートフォンやPCが利用できない状況も想定しておいたら、紙媒体も選択肢のひとつとして大事だなと。

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