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映画『ナポレオン』/人間なんてらら〜ら〜らららら〜ら〜♪





監督が英雄ナポレオンを描かないのはあたりまえ?!

賛否の分かれるリドリー・スコット監督の最新作『ナポレオン』ですが、フランスでは非常に評判が悪いみたいです。

英雄としてのナポレオンを描かなかったからかな?とも思いましたが、馬や犬が殺される映画は欧米では評判が悪いらしく、私には本当のところはわかりません。


英雄に関しては、本人が死んでから後の人が神格化したり、ある意味偶像ですよね。

先日、「宗教は教祖が死んでから本物になる」とYoutubeで聞いたのですが、英雄も本人が死んでから本当の英雄になるのかもしれませんね(笑)


無神論者のスコット監督がナポレオンを英雄としての描かないのは当たり前のような気もします。

ブッダや家康、世界中の人格者や聖者、英雄も覚者も、虫歯にも痔にもなれば、煙草スパスパもありだし、死ぬ時は食中毒とか癌とか、不倫も浪費もするし、どうしようもなく普通の人間です🤣✨




世界のナポレオンLoveな人たち💖


神格化というと、ナポレオン大好きな画家オラース・ヴェルネ。見てもいないのに(笑)死ぬときのナポレオンを描き…



あまつさえ墓から復活させます(´▽`*)アハハ




一方、映画のポスターの元ネタにもなったドラローシュのナポレオン。負けるは禿げるは太るは靴はドロドロだし…



でも、ファンだからこそリアルな姿が見たかったと山田五郎さんは推測します。




あなたはどんな夢を見たいですか…?


相手がナポレオンでなくても、「この人は○○な人間だ」という独自の固定観念で相手をジャッジしているにすぎないのですが…


こういうナポレオンを夢見るのも


こういうナポレオンを夢見るのも


自由なのです。

その意味では見てないし嘘だしとわかって、自分に心地よい夢を見てるヴェルネの方が楽しいかもしれず、歴史家に「マリー・アントワネットはこんなんじゃない」と突っ込まれても映画だからいいんだよ!と突っぱねたスコット監督もやはり楽しそうなのですヾ(o´∀`o)ノ♪




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