2019-12-25 風花雪月終わった

砂ベントカレンダー26日目。

2019-12-25と題されてはいるがこれを書いているのは26日である。眠くて寝てたら25日が終わっていた。

一日飛ばしたからといって別に終わるわけではない。帳尻を合わせればいいのだ。そして帳尻も合わなくなってきたら素知らぬ顔ですっ飛ばして続ければよい。

ファイアーエムブレム 風花雪月。金鹿ルートをようやくクリアした。プレイ時間51時間。短髪じゃ短髪じゃーとレオニーさんをえこひいきし続けるつもりだったが、最終盤に至ってシャミアさんと結婚することに心変わりした。短髪ならなんでもいいわけではないらしいという新しい自分のことが分かって良かった。

ゲームの難易度としてはノーマルなら何の苦労もなくクリアできる。レオニーペガサスナイトでびゅーんと敵陣に飛んで弓。硬いやつだけ射程5のリシテアが魔法でドーンで終わる。

大量の支援会話にちゃんと神経が通っているおかげでキャラがちゃんとキャラとして質量を持っており、その質量に引っ張られるようにシナリオも楽しく進められた。シナリオを楽しめたのはシリーズで初めてである。

今回辿ったルートでは、フォドラを救い、世界の秩序構造が変わっても、リシテアの運命は変わらなかった。金鹿学級の面々だけでも細やかな人間関係や各キャラの事情が伺え、それが他の学級の生徒たちにも同様の色々があるのだろうなと想像させてくれる。それらを自分の手で討ち取っていくのは中々の体験だった。

風花雪月では、キャラを安易な記号・属性で描くまいという意思を感じる。理想を語るクロードがフォドラの外の人間としてパルミラ人であるツィリルを引き合いに出すと、当の本人は「僕を巻き込まないでよ」と突っぱねる。結果クロードの演説はやや腰を折られる形になるのだが、このツィリルの返答は、ツィリルの性格を考えれば納得のもので、つまりは話の都合にキャラの挙動を巻き込まない配慮がされている。

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