2019-12-04 一番好きな映画

砂ベントカレンダー五日目。

一番好きな映画はなんですか? と聞かれた時に、なんのてらいもなく「アベンジャーズです!」と答えられるようになりたい。今はまだ「ふふ、えっと、ちょっと恥ずかしいんですけど、ふふ、アベンジャーズ……」みたいになる。なぜ恥ずかしいのかって言ったらこれはもうサブカル的なマイナー趣味の、それこそ恥ずかしいでしょっていう自意識の残りカスみたいなものが邪魔をするからである。

ここで、漫画で例えようとしてワンピースがふわっと出てきたが、もうワンピースは漫画界のアベンジャーズの位置にはいない気がする。連載を続けていくうちに際限なくごちゃごちゃになり複雑化し続ける線とキャラとお話とセリフはもう完全に一見さんお断りである。ワンピースは国で色々解決して次の国にいくまでの間が一番面白いので、連載が終了した暁には、島と島の間の話を中心にしたダイジェスト版を出して欲しい。

話がずれた。メジャーなものを褒めることにもう抵抗はないが、オールタイムベストにどメジャーを挙げるのにはまだ抵抗がある。いや、自分の中ではアベンジャーズがオールタイムベストの座につくのに誰も反対していないのだが、それを誰かに伝える段になって、なんかセンス良く見られたいとか、頭が良さそうに見られたいとか、変わった人に見られたいという見栄がにゅにゅにゅにゅと出てきて行動を捻じ曲げてしまう。

でもアベンジャーズサイコーなんだよ。映画館で見た時、ずっと脳内で作ってた理想のアクション映画が目の前にババーンと出てきて、うわーってなった。脳内で作ってた理想のアクション映画の話は恥ずかしいので割愛する。

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