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過程にしか興味のない女。学園アイドルマスター篠澤広について

こんにちは。昨日リリースされた学園アイドルマスターをプレイしています。ゲーム全体からちゃんとディレクションされた味を感じます。

難解な上に時間制限のある中でスレスパ的なデッキプレイを強いられたシャニソンを受けてか、バトル部分(バトル部分?)がとっつきやすいものになってるのが嬉しいですね。シナリオがしっかり面白いものになっているのも良い。

ここから先は、篠澤広の親愛度6のコミュまでのネタバレが含まれます。

篠澤広は、学園アイドルマスターに登場するアイドルを目指すアイドル科の生徒です。

五角形が小さすぎる。

リリース前から、そのあまりにも細すぎる四肢のおかげでもっと飯を食ってくれと一部で話題になっていましたが、これは学園アイドルマスターのシェーダーにも一因はあると思います。影の落ち方のせいで余計に骨張って見えるんですよね。公式Discordサーバーでは、篠澤広に食べさせたいものが日々投稿されています。

健康は大事

篠澤広のストーリーでは、アイドルとして活動する大前提として圧倒的に足りていない体力をどうにかしようとするシーンが描かれます。

体重も大事

そんな彼女はトレーナーからも「アイドルになるのは無理」「全く見込みがない」と断言されていますが、そんなことは意に介さずレッスンを続けます。なぜなのでしょうか。

レッスン前のストレッチでヘロヘロになるので。

なぜそんなことをしているのでしょうか? それは彼女が過程にしか興味がない女だからです。

「結果より過程が大事」とはよく言われますが、これはあくまでも最終的な結果を最大化するためのある種の戦略です。篠澤広は過程にしか興味がありません。

言葉を正確に使うタイプ

篠澤広は「アイドルになる」ために入学したのではなく、「アイドルを目指す」ために入学したのです。
飛び級で既に大学を卒業している天才である篠澤広にとっては、学業は過程を楽しめるものでありません。良い結果が出てしまうからです。アイドルになることは彼女にとって余りにも不向きであるため良い結果が得られず、過程を思う存分楽しめるというわけです。プロデュース中に試験で良い結果を出してしまったら憂鬱な顔をする始末。狂っています。

楽しんでいます
これはちょっと違わない?

プレイ開始当初はそんな彼女の狂いっぷりを楽しんではいたものの、どうしても私には自分と接続できない理解できない平面的な存在でした。そんな時、バチッと点と点が繋がって、篠澤広というキャラクターが立体的な存在になった言葉がありました。

アイドルになるのは夢じゃなくて趣味

趣味かー!趣味ならしょうがないなー!趣味なら結果なんてどうでもいいからな!!
人によって趣味への向き合い方はそれぞれだと思いますが、私の趣味への向き合い方と篠澤広のそれはバッチリ一致してしまいました。

いいじゃん趣味。趣味でやってるやつがトップになったっていいでしょう。過程にしか興味がない、趣味でアイドルを目指す女から目が離せなくなっています。

終わり。

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