いま話題の「学歴フィルター」について書いていたら「会社で働くこととは」になった話
きっと
「学歴フィルター」なんて悪だ!
仕事は学歴だけじゃない!
…と書く方が共感を得るのかもしれないけれど
私はそうは思ってないので
"いいね"より自分の言葉をとります
スミマセン
ホワイトカラーといわれる"知力"が要される仕事で
"学力"でフィルターをかけることは
一つのフルイとしてあり、だと思う
話が少し脱線するが
先日、ふと「コードブルー」が見たくなって
Netflixで劇場版を見ていた
(「コードブルー」はDr.ヘリに乗り込み救助活動に向かう医師たちを描いたドラマ
ちなみにDoctor.Xも好き)
医師にスポットを当てて自身の所感を述べると
圧倒的な知識と見識を積みに積んで
いよいよ現場で活かすときに
前提となるのは膨大な勉強が前提であり
その知能活動に耐えうる人たちが
試練をくぐり到達できる
と思っております
…時を戻します
医療現場と同様に
企業は、
「この仕事は前提としてこれくらいの勉強に耐えられる頭脳でないと、現場で業務をすることが難しいよ」という意味でフィルターをかけている
、と言える
「〜読んで操作理解しておいて」
「わからないことは質問して」
「これやってみて」
といったことに
"スムーズに目標域"まで達成してくれる方が
企業としてはありがたいわけです
例えば、「まあかかっても1〜2時間かな」ということに4〜6時間かかるとなると
想定外の時間を割くことになる
時間は経済活動においては費用よりも貴重だと
個人的にはそう感じるので
最初に「時間」について書かせていただいた
また、
「想定される質問はこんな感じだろう」としているところに
"これってやる意味あるんですか?"
と
業務に着手する前に前提を問われると
「前提の前提から説明するのか…」と肩を落とす
(優秀な人は、業務を手際よく終えた後で
「こことここ、おかしいのでついでに直しておきました。もしかしたらこの手法ではエラー出やすいかもしれませんね」
とここまでやる)
ちなみに
「なんでこんなこと必要なの?」ということは
おそらく新人よりも長くいる人の方が気づいているわけで
「言っても改善されない組織」であることの指標
そういった体質の会社は1人の声では何も変わらないし、多数の声でも変わらないところは変わらない
自分のプラスと天秤にかけて、残るか探すか検討しよう
また、
パターンaを教えて
パターンbはパターンaとは独立したもの
パターンcはパターンaの前提において発現する、
と共有する
パターンa"が出たとき
「…まったくわかりません」のお手上げ状態より
「パターンaの発展版かな、いやこれはパターンcと言えるのか、」など想定して準備を始めるか、
それを踏まえて確認しにいくか
解決策を導くのに慣れている人の方が
こうしたことがスムーズというわけです
大雑把にいうと「思考の経験値の差」
つまり「学歴フィルター」というのは
勉強時間の蓄積と
勉強での対策・攻略を練ってどれだけ成果を残せたか、の指標になっている
また同時に
勉強や学習の成果は個人差もある
それは学生時代にわたしたちが思い知る、
最初の"理不尽さ"
こればかりは仕方がない
それに尽きる
だからこそ、自分たちを社会でどう生き残らせることができるか、戦略を練りなおさなくてはならない
正攻法をとれば
正攻法の「フィルター」がかけられるのは
当たり前で
そこに文句を言ったところで現実は変わらない
なぜなら前述したように「そりゃそうだろう」なことだから
到達地点を確認しよう
自分の生存戦略をたてよう
・その仕事は本当にしたいことなのか(たとえ給与がそこそこでもそれでもしたいのか)
・その会社に本当に行きたいのか(グループ会社でも行きたいほど入りたいのか)
・(経済活動に組み込めそうな)自分の能力とスキルは何か
なぜなら
『時間・お金・やりがい』を全て揃えるのは
企業の役割ではないから
時間だけが叶えられない状態で
「20代だけだ」と割り切って舵を切るのかどうかはあなた次第
お金だけが叶えられない状態なら
他でお金を少しだけ得られる何かをするのかも
あなた次第
やりがいは主観的なことなので自分の心持ち次第
企業の社会的役割ももちろんあるのだけど
何でもかんでも企業にそれを求めるのは違う
お金をくれるところではなく、
自分の能力をお金に換算してくれるところ、
と私は思っている
就活生が見たとき
厳しいと感じるかもしれないね
「気合い」で押し切ることや
「希望」を見せつづけることよりは
役に立つと願っています
社会の風潮に負けないで
企業に依存しないで
自分の人生を自分でデザインしてほしいと
心から願っています
さいごに…
企業が自分達の仕事を高評価しすぎているケースもあり得るかもしれないけれど、という説も一応ふれて締めます
お粗末さまでした