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あなたも少しは「本を読む人」の気持ちになって


突然ですが、
サンクチュアリ出版は誰に望まれることもなく、
※「1日1分読書」というキャンペーンを開始したいと思います。
日がな一日、スマホかパソコンか猫しか見ていないであろう皆様の視界に、強制的に「1分間分の読書」を割り込ませていこうという計画です。
ともあれ、皆様におすすめする前に、そもそも「1日1分読書」をすると人はどうなっていくのか? 入社早々自宅待機となり、まだオンラインでしか仕事をしたことがない、暇めの新入社員に試してもらいました。
※1日1分読書=サンクチュアリ出版の公式Twitterにて、毎日1冊「#1日1分読書」を公開中




こんにちは。はじめまして。
編集部の奥野日奈子と申します。

今年入社したばかりのひよっ子ですが
よろしくお願いいたします。

前回の記事を書いた鶴田宏樹くんの同期です。


突然ですが、みなさんはふだん、本を読んでいますか?


私は好きで出版社勤務に志願したくらいなので、
それはもちろん本が大好きです。

私の家の本棚にはたくさん本が並んでいます。
床が抜けたらどうしようと心配になるほどです。

しかし残念なことに、
私の友人には本嫌いな人が多いです。
私の家に遊びに来ると「本が多い!」と悲鳴を上げ、なぜか怒ります。
そんな友人でも、
田中みな実さんの写真集だけはしっかり眺めているので、
写真を見れるんだったら、
なぜ文字も読めないのか
不思議に思っています。


少なくとも私はスマホにおいて、
写真と文字、同じくらいの割合で見ています。


もしあなたも
私の友人たちのように
読書があまり得意ではないのだとしたら、
たしかに
1日1分間読書 は良いのかもしれません。

お手洗いから出たら手を洗うように、
朝、目がさめた時とか、お昼を食べ終えた時に
「1分だけ本を開く」と
強制的に自分を約束するわけですよね。

しかし、私にはわかりません。
そこまでしなければ
本を読めない人なんているのでしょうか。
本が大好きな私にとっては
やっぱりまったく理解できない世界です。

読みたくなりませんか?

ならないのですか。

では、
ヒントにはならないと思いますが、
私が本好きになったきっかけを、
2つだけお教えします。


1つは、
本屋さんに行ったら、欲しい本を必ず1冊見つけ出すことです。
欲しい本はないかと思って探せば、
何かしら欲しい本が見つかります。
それをお金を出して買うか、
あるいは人にねだって手に入れるのです。
まだあなたが幼ければ、
祖父を連れて本屋に行けば良いのです。
祖父でしたら、可愛い孫に本をねだられたら買うしかないからです。

ただそうやって毎日、
本屋に行って本を買うと、
どんどん本が増えることになり、
実家の本棚は重くなりすぎて、とうとう床が傾いてしまいました。
祖母がビー玉を転がして確認したので本当です。



2つ目は読書ノートをつけることです。

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私のノートには年季が入っています。

好きなキャラクターのノートを選んだので愛着があります。

このノートに、読んだ本の感想と、
意味がわからなかった言葉を調べて書き留めているのです。


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高校生になる直前から書きはじめたので、もう今年で8年目です。


長いです。
8年って長いなと、我ながら感心していました。


このノートには、
本の感想と一緒に、
その時の自分の気持ちも書いているので、
ほとんど日記感覚なんですが、
日記は三日坊主なのに、日記感覚のノートは8年続いています。


8年分の読書をした記録が残っているので、
8年分の達成感があります。
その達成感は私にとっては大切なもので、
それを守りたくて、
もっと「本を読もう」と思います。

つまり、
「やることがない」
あるいは「やることが終わらない」と、
悲しみながら1日の終わりにさしかかり、
すっかり自信を無くしているようなあなたは、
今日から本を読めばいいのです。

たった今、
スマホとPCを閉じて、
本を開いたらいかがでしょうか。

今日、本を読んでおけば
明日以降、きっと元気になるはずです。

以上です。


(画像提供:iStock.com/Ababsolutum)

テキスト 奥野日奈子(おくのひなこ)
趣味は料理とアニメ鑑賞と旅行。最近は、みんなをブイブイ言わせるかっこいいバイクがほしいです。免許はまだありません。『オトナ女子の気くばり帳』が好きです。


編集 橋本圭右(はしもとけいすけ) サンクチュアリ出版編集長。宣伝部長。好きなものはゲーム、公園、ベイスターズなど。1日30分リングフィットアドベンチャーやってます。




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