見出し画像

初心者が挫折しないためにエレキギターと一緒に買うべき機材5選

エレキギターを弾くときに使用する機材はたくさんありますし、はじめてギターを買うときに一緒に購入した方がいいものについて書かれているブログや記事もたくさんあります。

なのでいまさら感はありますが、ここでは「初心者が挫折しないため」という視点でエレキギターと一緒に買うべき機材を紹介したいと思います。

1.ワイヤレスギターアンプ

エレキギターは弦の振動をピックアップで電気信号に変換し、アンプでそれを増幅させて最終的にスピーカーから音を出力します。
詳しくは、安心の国産メーカーYAMAHAさんのページをご覧ください。

エレキギターもアンプがなくても音は鳴りますが、アンプを通して音を鳴らすことを前提として作られていますのでアンプがなければエレキギターの性能を十分に引き出すことができません。また、ギターの上達において自分のギターから出ている音をしっかり聴くことが非常に大事になってきますので、そういった意味でもアンプはエレキギターにとって必須の機材です。

そこでオススメするのが「ワイヤレスギターアンプ」です。

ワイヤレス

これが挫折しないための重要なポイントです。

当然ギターの上達には練習が必要ですが、その前に練習をはじめるまでのハードルをいかに下げるかが大事だと思っています。

通常エレキギターを弾くためには、

1.シールドを取り出す
2.ギターのジャックにシールドを挿す
3.アンプにシールドを挿す

とする必要がありますが、ワイヤレスギターアンプ の場合はこの全てが必要なくなります!!

さらに、練習中にシールドが邪魔になる、シールドが引っかかて抜けてしまう、シールドに引っかかってギターを倒してしまう、自分が転んでしまうといった危険やストレスもなくなります!!!

それではオススメのワイヤレスギターアンプを紹介します。

1つ目は「NUX Mighty Air」

特徴はとにかく「安い、小さい」これに尽きます。

これまでのワイヤレスアンプは4万円以上はしていましたが、これはその約半額2万円ほどで手に入ります。

この値段にもかかわらず、これ1台でいろいろな音作りをすることが可能です。また、メトロノームやドラムパターンも内蔵していてギターの練習が捗ります。

詳しくはプロギタリスト山口和也さんの「タメシビキ」の動画をご覧ください。

1点だけ注意していただきたいのはチューナーの機能が付いていませんので、別途チューナーを購入する必要があります。

2つ目は「BOSS KATANA AIR」

こちらは老舗オーディオ機器メーカーRolandが世界で一番初めに開発した完全ワイヤレスギターアンプです。私も実際に練習に使っています。

3つ目は「YAMAHA THR10Ⅱ WIRELESS」

誰もが知っている国産オーディオ機器メーカーYAMAHAのワイヤレスギターアンプです。

こちらはワイヤレストランスミッターが別売となっていますのでご注意ください。

「BOSS KATANA AIR」「YAMAHA THR10Ⅱ WIRELESS」については島村楽器さんが徹底比較されているので詳しくはそちらをご覧ください。
なお、両方ともチューナーの機能が付いていますよ。

2.チューナー

ギターで正確な音程を奏でるためにはギターを弾く前にチューニングが必要となります。このチューニングに必要なのがチューナーです。
なお、チューナー内蔵のアンプを購入する場合は別途チューナーを購入する必要はありません。

チューナーにはペダル式とクリップ式がありますが、「練習をはじめるまでのハードルをいかに下げるか」という観点からより手軽なクリップチューナーをオススメします。

チューナーやチューニングについて詳しくはギター博士のページをどうぞ。

クリップチューナーについては具体的な商品は挙げませんが、安いものでもよいので視認性の高いチューナーを選ぶことをオススメします。

3.ピック

ギターは指を使って弾くこともできますが、エレキギターの場合は基本的にはピックを使って弾きます。

ピックも様々な厚さや形状、素材があって本当に多種多様です。(例外はありますが)そんなに高価なものではないのでいろいろなピックを実際に購入して使ってみて、是非自分にとって弾きやすいピックを見つけてください。

1つだけおすすめのピックをご紹介します。
おすすめのポイントは”とにかくかわいい”ところ。

Effects Bakeryというリーズナブルなコンパクトペダル(エフェクター)もあるので是非チェックしてみてください。

4.スタンド

本来スタンドはエレキギターを弾く上で必要不可欠という訳ではありませんが、挫折しないためには必須の機材だと思っています。

それはなぜかというと、ギターを練習したいと思ったときにすぐにギターを手にできるようにするためです。

スタンドがなければギターを弾かない時はギターをケースに仕舞うことになります。そうすると、いざギターを練習したいと思ったときに当然ギターをケースから出さなければなりません。

そのくらい大した手間じゃないと思うかもしれませんが、練習のたびにこれをやるのは結構面倒くさいです。もし、アンプがワイヤレスでなければギターを弾くのに、

1.ケースからギターを取り出す
2.シールドを取り出す
3.ギターのジャックにシールドを挿す
4.アンプにシールドを挿す

と4つもの手順が必要となってしまいます。

画像1

そう!「面倒くさいからやーめた!!」となってしまうのです。

そうならないようスタンドを買ってギターを直ぐに手に取れるようにしてくさいね。

練習の途中で休む時もギタースタンドに掛けておけば安心です。不安定なところに立て掛けておいてギターを倒して壊してしまうという危険性も低くなります。

では、ギタースタンドのオススメを紹介いたします。

1つ目は「OHASHI ギタースタンド G-450N」

私も実際に使っているギタースタンドです。
特徴はほぼ垂直にギターを吊り下げるためネックに負担がかからないことと、金属製で耐久性が高く堅牢であることです。
あと、見た目もカッコいい!!!

2つ目は「HERCULES GS414B PLUS」

スタジオなどでもよく使われる定番とも言えるギタースタンドです。ギターを掛けるとネックが自動的にホールドされる仕組みになっているのが特徴で安定感があります。

オススメしたスタンドはスタンドとしては結構高めなので、予算が少ない場合はもっと安いものでも構いません。

とにかくギターは直ぐに手にできるところへ!!!

5.クロス

最後はクロスです。ギターを弾くとボディやネック、指板、弦に汗や汚れが付きます。

悩みに悩んで購入したお気に入りのギターにずっと愛着を持ち続けられるようにギターの練習が終わった後には是非クロスで拭き拭きしてギターを綺麗にしてあげてください。弦も丁寧に拭いてあげることで弦の寿命も長くなりますし、ブリッジなどの金属部分も拭くことで錆を防げます。

クロスも安いものから高価なものまでピンからキリまでありますが最初は安いもので構いません。それよりも愛情を持ってお手入れしてあげることが大事です。

ただ、ラッカーのような繊細な塗装のギターの場合はラッカーに対応したクロスを使うことをオススメします。

ラッカー塗装のギターのメンテナンスについてはGibsonのページに詳しく書かれています。

さて、「初心者が挫折しないため」の機材を5つ紹介してきましたが、ギターの上達のためには手間なくストレスなくギターが弾ける環境を作ることが本当に大切です。

是非皆さんもすぐにギターを手に取れる環境を作り上げて、楽しいギターライフを送ってください。

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?