産地の学校の人気動画５選 （2020年編）
2020年の「産地の学校」は教室講義ができなくなって、当然産地に集まることもできませんでした。素材や生地に触れたり工場に行くことが特徴である「産地の学校」としてはどうにも身動きの取れなくなった上半期でした。
そんな中、『できることからはじめよう』と走り出したYouTubeでの動画配信では「ウェブ工場見学」「修了生とのトーク」「オールニットニッポン」などの企画が生まれ、そして12月にはオンラインで完結する新しいプログラムの開講など、これまでの産地の学校の形から大きく変わり、振り返るとオンラインづくしの１年となりました。
YouTubeの管理画面にあるチャンネルアナリティクスページを開いて
人気動画トップ５本を紹介しながら、2020年を振り返りたいと思います。
１位 ベンベルグパートナー（テキスタイル ）紹介＃１ 富士吉田 フジチギラ編
平均再生率 3:57 平均再生率 17.8%
感想 : 2020年最後にアップロードした動画で、富士吉田産地のことがよくわかる動画です。これがYouTube的解析では現時点の一番人気とのことで意外に思った部分もあるけど、視聴維持率も高くて高評価も多くて、1年間YouTube活動を頑張ってきたご褒美的に、たくさんの方が勢いよく観てくれている結果かなぁと思いました！ありがとうございます！
２位 ウェブ工場見学 -エニシング織布工場編-
平均視聴時間 6:53 平均再生率12.6%
感想 : 産地の学校の人気企画「ウェブ工場見学」の１発目となった動画。参考にする動画がない中この動画を一緒に作ってくださったエニシングの西村社長はじめ皆さんに本当に感謝です。この動画ができてからは『これをお手本に』と収録できたので、産地の学校のYouTube活動に勢いをつけていただいたのもここから。2020年の全動画の中で最も再生回数が集まっています。
３位 オールニットニッポンvol.31 【映像教材づくりの裏側】
平均視聴時間 4:33 平均再生率30.0%
感想 : オールニットニッポンはLIVE配信コンテンツなので他の動画と比べて平均視聴時間も再生維持率も高い！その結果オールニットニッポンの動画が多数人気動画ランキングにランクインしている模様です。中でもvol.31はオンラインプログラム開講直前の回で、初のニット工場のロケで楽しんでもらえたと思っています！MC嶋田さん、毎週観てくださっている皆さん、ありがとうございます！2021年も期待に応えられる動画を配信していきたいです！
※平均再生率とはユーザーが動画で視聴した部分の平均割合（%）。 2 人のユーザーが 20 秒の動画をクリックし、それぞれが 10 秒間視聴しました。 この場合、動画再生率は 50% となります（計 20 秒÷2 回開始÷20 秒）
４位 オールニットニッポンvol.32 【MC嶋田について - 前半- 】
平均視聴時間 6:55 平均再生率25.6%
感想 : 続いてオールニットニッポン！視聴者さんから『MC嶋田さんについて詳しく知りたい！』とリクエストがあったので、急遽インタビュー企画をさせていただきました。この動画が４位にランクインしたのを見て、僕らが目指すものは再生回数よりも、こういったリクエストをくださった方へ１放送１放送、向き合う動画だと確信した！
５位 【ウェブ工場見学】ジャカードの仕組みがいまいち理解できなかった方は必見！３段シャトル織機！国産ジャカードリボンの未来を担う - 松川レピヤン/エイト（ジャカードリボン編）-
平均視聴時間 8:26 平均再生率 19.1%
感想 : 柄を織る仕組みとしてドビーとジャカードがあるけれど、こちらはジャカードの仕組みをかなりわかりやすく紹介いただたいた動画。テキスタイル科の授業でも産地の学校のYouTubeを紹介してくださった先生がいたようで、アカデミックな内容だけじゃなく、産地のことや出演いただいた企業さんのこともよくわかるので、これからもどんどん学生さんにも観てもらいたい。そんな動画をどんどん出していきます！
その他 最も平均再生率が高かったのは
宮浦と学ぶ「繊維テキスタイル 入門編」Vol. 2【原料】（49.5%）
感想 : このコーナーは10分にまとめる主旨なのですが、僕（宮浦）が60分ほど話してしまうので、動画編集者に毎回怒られながら作っているコンテンツです。全てのセリフにテロップを入れてるので、編集者的にはこのコーナーが一番ツライとのこと。vol.3を撮り終えたところでバタバタしはじめてしまい更新が止まってしまっていて申し訳ありませんが、落ち着いたら再開したいと思っています。
番外編
「産地の学校」の修了生でありインターンとして活動を共にしてくれた荻野さんが卒業制作的に作った動画です。出演者は同じく修了生の板倉さん。お馴染みのエニシングさんの工場が舞台となっています。荻野さんはこの春で大学を卒業後、久留米絣の産地に移住することが決まりました。
「産地の学校」は対面講義の再開をしばらく見送って2020年12月よりオンラインプログラムを新設しました。コロナと責任を持って、安心して向き合えるまではしばらくオンラインでの活動が中心となりますので、オンラインプログラムやYouTubeの動画配信にお付き合いいただけると嬉しいです。
2021年もどうぞよろしくお願いします。
宮浦
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