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あたらぼ研究員インタビュー企画:第4弾 まゆみさん「メタバースと女性のキャリア」

メタバースで、女性の働き方を巡る環境は劇的に変わる!と愉快に語るまゆみさん。働き方の幅や雇用に自由度が生まれ、生き方にも影響してくるなど、お話していると興味深いポイントがいくつも出てきます。

ちょっぴり近未来なお話を伺ってきました。

研究員制度について

サンチェス:研究員制度はどちらで知りましたか?

まゆみさん:ランサーズのメルマガでした。1期のことも知ってはいたのですが、その時は、ちょっと指定企画のハードルが高くないかな?と敬遠しちゃって。今回はメタバースも指定企画に入ってきているし、入ってみようかなと思いました。

メタバースと女性のキャリア

サ:今回は指定企画でメタバースを扱っていらっしゃいます。

ま:(メタバースの前に)研究員とは別に、女性のキャリアを考えるコミュニティに参加しています。パラレルワークを模索していて、それを機に参加加入しました。

女性ってキャリアが分断しがちなんです。結婚・育児・家事その他。ステップアップは、男女共同参画社会になっても難しい。でもバーチャルな空間で仕事できれば(メインの仕事を在宅で賄えれば)、女性の仕事に対するアプローチが変わるのでは、と感じて、メタバースに大きな魅力を感じたんですね。実際、メタバース上でできることはいっぱいあります!

いろいろ実験してみたいって言う思いで、研究員制度に飛び込みました。

研究員制度

サ:この3ヶ月間、何かおもしろいことはありましたか?

ま:研究員さんそれぞれの熱量がすごいと感じています。そして出自があまりかたよってない。専門分野や得意分野が様々なので、集まっていろいろできるんですね。これは、おもしろいです。

また、他のコミュニティとは違って、物事がぱっぱっと進みます。これもすごいです。他でこのスピード感は味わえないと思います。

サ:研究員としてのゴールはどう見据えていますか?

ま:最終的にやりたいことは、女性がもっと自由に働ける社会の実現です。その一環として、メタバースを一般的なものにしていきたい。一度ゴーグルつけてメタバースの世界に入ってみると、どれだけ懐疑的な人でも「楽しい!」「私もセミナーやってみたい」「ワクワクする!」「もっと勉強したい!」ってなるんです。だから認知度を高めていきたいですね。そのために、初心者女性を対象としたメタバースキャリアのコミュニティを立ち上げる予定です。

こういったものって、出来上がったものをレクチャーしてもらうより、「こういう事ができるんじゃないか?」「こんな可能性があるんじゃないか?」って模索できたほうが楽しいと思うし、身近になると思うんです。その方がメタバースの汎用性も高められるし、なにより女性の活躍できる場を確保したい。

高齢者や体の不自由な人だって活躍できる可能性は大きいでしょう。まだまだ関与している人と言うのはマスではないので、やれることは多いと感じています。企業と連携して雇用も創出するなんてことも考えています。

シンプルに言えば、メタバース上での体験はZoomとは比べ物にならないってことですね。臨場感がまるで違います。

メタバースに関心を寄せるまで

サ:まゆみさんのデジタル遍歴を教えてください。

ま:セカンドライフもやっていました。(注:2003年に運用開始された3DCGで構成された仮想空間。現在のメタバースのはしりとされる。)入ってみたけど ふ~んで終わっちゃって、まぁこんな世界もあるのかなと。実際使っている人も少なかったですし。

もともとデジタルには興味があったんです。子どものときを振り返ってみると、小学校5年でコンピューターの教室に興味を持っていて。そこからパソコン工作の雑誌買ったり、大人になってからインターネットの黎明期にシンプルなホームページ作ってみたりして。そうしたら個人のホームページは珍しいと、日経ウーマンで取り上げられたこともあります。

小さいときは、やりたくてもできなかったことがあります。でも今ならできる事が増えました。それならやろうって感じて挑戦しています。指定企画へのチャレンジ、メタバースに関する勉強は、こういったことの一環ですね。

働くとは?

サ:最後の質問です。まゆみさんにとって「働く」とは何でしょうか?

ま:もともと働くことは、私にとっては「制約されたもの」だったんです。
職種だったり働く場所が自分で決められるようで、他から決められてしまって「生き方を左右するもの」というか。

しかし現在、1つに縛る必要は(ほぼ)なくなりました。実際にはいろいろな職業が世界にはあふれていて、そしてその「つまみ食い」が許容されている世界に感じます。

自分で働き方を決められて、1つの職業に限定せずとも、チャレンジができる時代。だから働き方の選択というよりも「生き方の選択」を主体的にできるなと。楽しいことを生き方にしていきたいですね。

まとめ

メタバースに関しては懐疑的な見方もまだまだあるなか、ひときわ可能性を感じているまゆみさん。その熱量に驚かされる1時間でした。

デジタル空間でできることは今後もっともっと増えていくことでしょう。まゆみさんが音頭を取って、ビジネスがまわっている界隈も見てみたいなと感じました。

大阪万博にも参画されるとのことなので、まゆみさんのアバターがミャクミャクくん(注:大阪万博公式キャラクター)よりも有名になるかもしれません。応援しています!


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