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『阿行こまこ』というVtuber

サンク・タカリス

自分がVtuberを見るようになって約4年半、最近よくTwitterでVtuber側からフォローされる事が多くなった。
現在Vtuberの総数は1万人を越えているらしく、少しでも多くの人に見て欲しいという願いもあってのことだと思う。みんな必死に頑張っている。

一応、フォローしていただいたVtuberさんは出来るだけアーカイブを視聴したりリアタイで配信を見るようにはしているのだが、やはり好みもあったり配信時間が自分の生活と噛み合わなかったりして長期的に見る事が難しい方も中にはいる。
特に配信スタイルが雑談メインの場合、基本リアタイでないと気が済まない性分なのでどうにも上手く見られない方もいたりする。

出会い

本当にいつだったか忘れたのだが、『阿行こまこ』というVtuberにフォローされた。

例によって配信を見ようとするのだが彼女の配信時間は深夜で、しかも雑談メインなのでリアタイで見る機会がなく、そのままズルズルとTwitterだけフォローされただけの状態で配信を見るのを忘れてしまっていた。
で、たまたまYoutbeのオススメで上がってきた時にやっとリアタイで配信を見ることができた。
配信後にDMが来てチャンネルのご案内までされたのは正直ビックリした

おしゃべりモンスター

正直驚いた
ひたすら喋り倒してほぼ全てのコメントを読み捌き、流れによってはそこから新たな話題を提供して更に盛り上げる。
そこにあったのは、彼女のワンマンショーではなくコメントもセットで繰り広げられる『大雑談会』であった

しかもそのスタイルをほぼ毎日こなすのである。ゲーム実況も配信するのだが、たとえゲームプレイ中であってもコメントを見逃さずにしっかり反応するのである。正直、並の所業じゃないと思う。

ここまでコメントを読みまくっている雑談はもちろん初めて見たのだが、同時にもう一つ、彼女のコメント欄に良い意味で異質なものを感じた。
だいたいの配信というのはリスナーが推しの歌や話、ゲームのプレイを『視聴しに来る』ものなのだが
彼女のコメント欄ではリスナーが『話しに来ている』のである。
今日起きた出来事だとか、こういう事知ってる？等、リスナー側がコメントで彼女に話しかけているのである。
最初は自分もその状況に戸惑った。こういう状況は配信者側がトークをリードできず、話題が散らかってしまう事があるので大体そういうコメントはスルーされる傾向にある。
だが彼女はよっぽどの事が無い限りコメントを読み答え、雑談のコンテンツとしてまとめ上げるのである。

依り所

先述した通りリスナーが彼女の配信に色々な事をコメントし、それを彼女が受け答えする。
きっと些細なことなのだろうけど、そんな小さなやり取りだけでも聞いてもらった側は本当に嬉しかったりする。
頑張ったよと言えば褒めてくれるし、励ましてと言えば背中を叩いてくれる。
そして最後は笑って笑顔にしてくれる
ファンにとって何かあったとき真っ先に聴いて欲しい場所、そしてどんな時でも笑顔に変えてくれる場所が『甘味処こまこ』なのである

1万人突破という目標を迎えて

そんな彼女が先日10/1の配信で登録者数1万人を突破した。
完全個人で1万人を超えるという事がどれだけ難しいかというのは自分でも十分すぎるほど理解している。
理解しているのだけど「え？1万？」という感覚が自分の中にある。もちろんいい意味で。
上にひたすら書き連ねてきたが、こんな雑談に特化しまくった配信者がこんなキャパであって良いはずがないと勝手に思っている。
小さな身体から軽快で止まらない爆発力のあるトーク力、ファンを愛しすぎて重すぎるヤンデレ体質、可動域マジでどうなってんの…ってくらいLive２Dで動きまくる手、なんかスッと出てくるドス…
そして個人的には1万到達した瞬間、歓喜の声よりも何よりも最初に出た言葉が「ありがとう」だった、彼女のそういう優しさが一番の推しポイントだと思っている。

流れるように出てくるドス

これだけ見応えがありすぎるし、視聴してる側はずっと飽きないと思う。
配信時間は夜中で長時間なので、人によっては追いづらいのかもしれないが
アーカイブでもいいので一度さらっと流し聴きしてみるといいと思う。
1万人なんて枠に収まらず、もっともっと甘味処を広く広くしてたくさんの人の依り所になっていって欲しい

ずっと離れないでね…

・阿行こまこ

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