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#106「反応と意見の違いとは」

意見を投稿していますか?
才能を最大化するマネジメント参謀 なかけんです。

自分の意見で生きていこう/ちきりん

SNSを発信している人の必需品です。

著者は、Twitterフォロワー35万人がいるカリスマブロガーであり、本書のシリーズは4冊にして、すでに40万部を突破するほどの人気作家さんでもあります。

そして、私自身本書に出会って良かったです。なぜならば、SNS戦国時代にSNSを発信続けておりますが、さっぱり結果が出なくて、海を彷徨っていたからです。このままどこにも辿り着くことが出来ず彷徨っているのだろうかと思った時に、本書に出会いました。

本書の結論は、【反応ではなく意見を言おう】です。

【反応と意見??】と、違いが分からないかも知れません。

私も毎日SNSにて情報を投稿していたので【意見】だと思っていましたが、
ちきりんさん曰く、それは全て【反応】だったのです。

意見と反応を紹介する前に、
そもそも、世の中には、
【正解がある問題】
【正解がない問題】の2種類の問題があります。

正解がある問題は、主に学校教育の内容ですよね。
ただし、社会人になると【正解がない問題】ばかりですよね。

それでは【反応と意見】の違いを紹介させて頂きます。

ちきりんさんが投稿した内容を紹介させて頂きます。

厚生労働省は新型コロナ対策として、接触確認用のスマホアプリ「COCOA」を作りました。しかし、このアプリには、陽性者と接触してもAndroid端末では通知が行われてないなど重大なバグがいくつもあり、ほとんど実用にたえないものでした。

ちきりんさんは、
「アプリが納品されたときに動作確認もしないなんて、厚生労働省はアホすぎる!」と投稿した時のことです。

返答1「ちきりんは何もわかっていない」
返答2「いや反対だ。ヒドイのはアプリの開発会社だ。厚労省の問題じゃない」
返答3「厚労省のどういう点がヒドイと思うのですか?」
返答4「厚労省はたしかにヒドイ。でも開発会社も同じくらいヒドイでしょ」
返答5「開発会社側に問題がないというなんてありえない」

ポジションが明確なら「意見」
返答1は【反応】
返答2は【意見】
返答3は【反応】
返答4は【意見】
返答5は【反応】

この違いは分かりますでしょうか?
ちゃんと【反対】と【賛成】を表明することが【意見】であって、それ以外は【反応】です。私は、本書を読むまで全て【反応】と反省しております。

ちきりんさんは、

◆ もし誰か偉い人の意見を聞いて、(自分で考えもせず)自分の意見が出てきたなら、それは「受け売り」や「洗脳」に過ぎません。必要なのは「誰かの意見」を探すことではなく、「自分の意見を明確にするために考え尽くす」という行為なのです。

◆「自分の意見を言う」とは、「自分のポジションをとること」だともいえます。発言によって「その人がどこに立って発言しているか」が明確になっていれば、それは「意見」だと言えるのです。一方、それらしく聞こえても「その人のポジション(立ち位置)がどこなのか、分からない言葉」は、意見ではなく反応に過ぎません。

◆意見と反応を意識的に区別できている人は多くないけれど、市場全体としては、「意見を言っている人=自分のアタマで考えることにより、”ゼロからイチ”をクリエイトしている人」「他者が創り出したコンテンツや意見に反応だけしている人」は明確に区別され、前者は市場から高く評価されているのです。

▶︎「継続してさまざまなことに意見を表明する → 人格(キャラ)が伝わる →
ファンができる」、これがインフルエンサーが生まれるプロセスです。「自分の意見」を(文字であれ動画であれ写真であれ)継続的に発信していればその人の人格が受け手に伝わり、ファンが生まれます。

◆自分の意見を言い切るのは怖い。というか気持ちもわからないではありません。でも、「間違っているかもしれないけれど、私はこう思います」などという遠慮がちな表現をする人を見ると、私はいつも思います。「もっと自信をもとうよ」と。

◆ そして、そのために必要なことこそ「考える」と言う行為なのです。
「しっかり考えた。考え尽くした」と思えれば、自然にその結論に自信が湧いてきます。「自分に自信をもてる人」になるためには、とにかくしっかり考えることが必要なのです。

僕自信、【意見】を言うことはちょっと勇気が入りますが、これからの時代は、反応ではなくちゃんと自分の【意見】を言える人が求められますので、頭で考えたことを【発信】していきたいと思いました。

最後まで、ご覧下さり、誠にありがとうございます。

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