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#97「心の野球 超効率的努力のススメ」
【野球の神様に愛された男】
心の野球 超効率的努力のススメ/桑田真澄氏
甲子園で20勝し、読売巨人軍の18番として、173勝をあげた桑田真澄投手。
毎年、スター選手が生まれるプロ野球選手の中で、
なぜ、桑田投手はこのような記録を上げることが出来たのでしょうか?
巨人軍に「運」よく、入団できたからでしょうか。
本書を読むと、桑田投手の野球への想い感じる一冊です。
そして、本書のタイトルは、
【心の野球 超効率的努力のススメ】でしたが、
【野球の神様に愛された男】の方がしっくりきます。
野球の神様に愛された秘訣が、本書にはいっぱい詰まってますよ。
それでは、
気になったポイントを本書より紹介です。
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◆ 努力は、量ではなく質である。短時間で、効率的、合理的に積みかせてこそ成果がある。そして、「表の努力」と「裏の努力」を両立できてこそ、努力は報われる。
◆「表の努力」と「裏の努力」を説明しておくと、表の努力というのは、ランニングしたり、ピッチングをしたり、要するに技術・体力をつける練習のこと。裏の努力というのは、トイレ掃除だったり、草むしりだったり、挨拶や返事であったり、ゴミが落ちていたから拾うことだったり、玄関先で靴が乱れていたら揃えることだったり・・・野球とはまったく関係の努力。もちろん、裏の努力をしたからといって、野球が上達したりはしない。
表の努力は、もちろんのこと、一流選手は「裏の努力」までするのかと驚愕の事実でした。
◆ベースボールと野球の違いとはいったい何なのか。それは、野球を通じて人間性を磨こうとする姿勢にあると思っている。
◆ 自分の素質、才能などたいしたことはないと思っていたから、試行錯誤を重ねてるという才能だ。
◆ 野球の神様は、努力をする人に降りてくるのだ。決して卑怯な真似や手を 抜いたりする人のところには降りてこない。
◆ 僕はいつでも「させてもらった」と思うように意識している。人間だから、どうしても「こうしてあげたのに」と思ってしまうし、人からしてもらったことを忘れてしまいがち。でも、僕は「してあげた」とは決して思わない、「させていただいた」と思う、そういう心を大事に生きていきたいと思っている。
◆ エリートとは、野球が上手というだけでなく、野球以外の教養を身につけ、いいこともつらいことも、とにかくいろいろなことを経験し、豊かな人間性を備えている人だと思う。
桑田投手を知ると、努力には、野球だけではダメなことが分かります。
本書では野球道は【人間性】を磨く必要があると再三解いてます。
だからこそ、野球の神様は、桑田投手を甲子園優勝投手、ジャイアンツ入り、球界の18番として活躍することが出来たのではないでしょうか。
本書に、触れて自分が恥ずかしくなる一冊でした。
現在、スランプな人、伸び悩んでいる人に読んでほしい一冊です。
最後まで、ご覧くださり、ありがとうございます。
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