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【クレセント・シリーズ 二部 #107】

【落ち武者め呪わしい皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽皆尽】

ミナヅキの中のサップーケイは消えない。

シン・ミナヅキの中でミカンとヒナミが反旗を翻していたというのは完璧に予想外、ヒイラギ・サツキも我ミナヅキに対してあのような精神を突きつけてくるとは思わなかった。


対抗手段を模索。最早オボロヤミのニンジャをぶつけても呆気なくやられるだけ。アマクダリが倒れマッポーの世が激変している今こそミカンとヒナミに勝てる計算を練らなければならない。レイゲツのためにも。


レイゲツ「…アラ」


レイゲツ「あれほど恋い焦がれていた『記されし本』ですけど」


レイゲツ「私の手に渡るとは」


レイゲツはビャクヤ・ストレート跡地に現れていた、記されし本に触れた。


【#107 終わり #108 に続く。】

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