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【エンド・オブ・ナイトメア】 #1


【ミカヅキ・オベント・ギルド】


(これまでのあらすじ、ヒイラギ・ミカン、ヒナミ、シグレの三名はエルダーノウサイボウのアンブッシュを承け絶体絶命の危機に、ルインランサーは爆発四散した。)


エルダーノウサイボウ「ミカンヒナミシグレ…君たちもルインランサーのあとを追うといい


五体のシナプスコネクターの姿を取ったエルダーノウサイボウが3人に迫る


ミカン「ダイ…」


ヒナミ「ピン…」


シグレ「チ…」


エルダーノウサイボウ「ハハハハハ、いい気味だ、インガオホー!


エルダーノウサイボウ「5対3とは不平等だけどシカタナイよね!」


ミカン「5対3とか言うけどさあ」


ミカン「アンタずっと一人相撲してるだけじゃない


ミカン「脳そのものなくせに頭脳戦もできず卑劣な手に頼るなんてとんだダニ野郎ね…まだゴミ屑の方がリサイクルできる分マシだわ


ヒナミ「…貴方の殺しは…自分のためだけだよ


シグレは何も言わぬ。







エルダーノウサイボウ「なんとでも言えボロカス共」


エルダーノウサイボウ「勝てば、いいんだよ」


五人のシナプスコネクターが迫るが…




シナプスコネクターがひとり減った。





ドーモ、エルダーフェニックスです」腕を組みながら、葬式会場に現われた。


流石に横暴が過ぎるぞ…エルダーノウサイボウ!」耐えかねていたようだ。


ミカン「エッ


ヒナミ「エルダーニンジャが…


シグレ「助けに来た…!?


エルダーノウサイボウ「…僕はエルダーラボの元仲間だぞ…正気かな?


エルダーフェニックス「私はずっと正気だ


エルダーフェニックス「ミナヅキなる邪悪存在を解き放つために私が使われた時点で私はハートアンダーブレースを離反した…そもそも人間狩りを始めた時点で肌に合わなかったし…そしてエルダーラボの動向をずっと追いかけていたのだ


エルダーフェニックス「まさか…人が喪に服するタイミングで狙いに来るとは思わなかったがな…ッ!


エルダーノウサイボウ「ほざけよ」


エルダーノウサイボウ「そもそも人の尊厳を弄るイクサしか出来ない体に生まれた気持ちが」


エルダーフェニックス「分かるから、こうして真正面から貴様を倒してやる


ミカン「なんだか分からないけど…」ムーンエンハンスを纏う!


ヒナミ「これで…4対4!」緋色のイナズマ!


シグレ「…風向き、変わったね」アイスクラフトの、ドス!


ミカンヒナミシグレフェニックス「イヤーッ!!!!!!!」イクサ開始!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



エルダーノウサイボウ「バカナー!」ミカン「シナチャンの死を二度と弄ぶな」エルダーフェニックスに殴られたエルダーノウサイボウの放つムカデをスリケンで斬り飛ばし、ムーンエンハンスカラテで脳を引き出し、ルナシューティングスターで完膚なきまでに破壊!「サヨナラ!」爆発四散!


エルダーノウサイボウ「バカナー!」ヒナミ「もういい」雷速で接近しエルダーフェニックスに殴られた顔面を重ねて殴る!「…これで最後!」「サヨナラ!」爆発四散!


エルダーノウサイボウ「バカナー!」エルダーフェニックスのカラテの一撃!裏拳!「サヨナラ!」爆発四散!


エルダーノウサイボウ「ハァーッ…」シグレ「ハァーッ…」互角!「…消えろこのイケメンイマジナリーフレンドめ!」「僕も色々とジツを練った!」小さな自動ユミ発射アイスクラフトでエルダーノウサイボウを磔にする!エルダーノウサイボウ「バカナー!」そこにエルダーフェニックスのストレート!エルダーノウサイボウ「サヨナラ!」爆発四散!


エルダーノウサイボウ「ハァーッ…ハァーッ…何とか抜け出したぞ…一人でもいれば…また何度でも再生産出来る!」逃走!


ミカンはルナシューティングスローを投擲した!エルダーノウサイボウ「シマッタ!!クソー!こんな…僕は完璧で究極なニンジャとしてエルダーファザーに生み出され

ミカン「哀れね、完璧しか求められないなんて。貴方のことはもう逃がさない」「アバァァァァァァァァァ!サ!ヨ!ナ!ラ!」今度こそ今度こそエルダーノウサイボウは完全に滅びた!






エルダーフェニックス「もうこれは直視するな」三人「ウン…」エルダーフェニックス「…こいつもまた哀れな生まれ方をしたのよな」脳の残りカスを見つめながら残ったシナプスコネクターの遺骸を担いでいく…


エルダーフェニックス「貴様らは本当に不思議なニンジャだ。まるで邪悪さを感じん」ミカン「ツキモリニンジャの魂をからかっちゃいけないぜー」ヒナミ「ありがとう、不死鳥さん


エルダーフェニックス「ではサラバだ。私はツワモノを求め、旅に出る。縁があればまた、合間みめよう」腕を組みながら、去っていった。



ミカン「ルインランサー=サン…ごめん、力不足だった。さて…アイツエニチャンに助けられて私たちのこと心配してるだろうしさっさと生存報告してレッドコード=サンを安心させないと…今どこにいるんだろ」


ヒナミ「あの人たまに物凄く変な挙動するから早く行ってあげないと


シグレ「ウーン、オベント・モチにでも行ってみない?」

シグレ「実はボク行ったことないし」

ミカン「そういえばそうだったね!」

#2につづく

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