【クレセント・シリーズ 最終章 #42】
既にそこに居たのはユイ・クレハではなかった。
少女ですらない。三つ首の超巨大アクマ少女と化したトライヘッズ。
そしてその眼は赤く染る。ジゴクめいた色の体液が全身からしたたる。
ヒイラギ・ミカン「来ませい」
三つ首の悪魔と化したトリニティは、ヒイラギ・ミカンを全力でいたぶり尽くす。
三首でのカミツキを飛ばし、ミカンの全身を噛みつき抉る。
アクマ・カラテを全身に浴びせる。
そして三首から、火球を発射。
トリニティ「やっぱり無理無理」
トリニティ「若者リアルニンジャ風情に このトリニティは越えられません…ンフフ、思い知ったかしら…」
ヒイラギ・ミカンは崩れ落ちた。
【#42 終わり #43 につづけ】
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