【クレセント・シリーズ 第二部 #46】
サンダーボルツ「二度とてめえをミカンに関わらせるかよ」スパークソード一閃!
ヒイラギ一号「危険な邪悪ニンジャめ、今度こそ決着付けてやる!」ビームブレードからビームを発射!
ダークコード「グワーッ!ヌウーッ!」
ミナヅキ(((よいぞ)))
ミナヅキ(((下がれ)))
ダークコード「…ハッ」
サンダーボルツ「逃がすかよ!マサキタ頼むぜ!」
マサキタガール「お任せくだされ!」フックロープで捕まえ、ムーン・ジャンプでの撤退やキリング・ブンシンを阻止!
サンダーボルツ「コーベインの収め時だ。ダークコード=サン」
ダークコードは過去を回想する。
【ダークコードライブ】
【オボロヤミ・ミナヅキ・カテドラル】
オボロヤミゲニンを指導しながらミカヅキ・ギルドにちょっかいをかけ、撤退したダークコードをミナヅキ達が出迎えていた。
ダークコード「無様を晒した」
ミナヅキ「晒しながら貯めていけ、貴様がボソボソ呟く知識の宮殿とやらにな」
ダークエンド「しかし分からん、何故ミナヅキは奴を重用するのか」
ヴィクトリア「ハゲがタイプなのではないか?」
ダークエンド「案外そうかもしれんな!ワハハ!」
ミナヅキ(((…)))
ダークコード「私からも気になる所です。どうかそろそろ、教えて頂きたく」
ミナヅキ「そうさなあ」
ミナヅキ「ぶっちゃけると駒として便利だから長生きさせたいだけ♪」
ダークコード「…」
ダークコード「嘘はやめなされ」
ミナヅキ「…」
ミナヅキ「軽く教えてやるかー」
ミナヅキ「ソウル時代の貴様は…ミナヅキ・ニンジャクランのシショーめいたポジションとして戦場によく出ていた我の代わりに指南に励んでいた」
ミナヅキ「…だけでは、ない」
ダークコード「ないとは」
ミナヅキ「貴様は我の息子だ」
ダークコード「…エ?」
ミナヅキ「アー、血は繋がっとらんぞ」
ミナヅキ「昔の我のようにカラテを燻らせながら行き場を失っていた貴様を、拾って、育てた」
ミナヅキ「そういえば初めてだった、かもしれんな」
ミナヅキ「つまりは弟子第一号」
ダークコード「…ハッ」
ミナヅキ「最期は古代ローマカラテ文明の強敵から我を守るための、自爆だったよ」
ダークコード「…」
ミナヅキ「まあヘイアンジダイの記憶が残っている我の立場からお前がなんだとかは好き放題言えるから、話半分に聞いてくれよな!」
ダークコード「ウム」
ミナヅキ「…こいつ少々石ヘッド過ぎんかのう?まあ、これからもヨロシク」
ダークコード「ハイ」
【ツキモリ・ストリート】
ダークコード「…ミナヅキ様、ドウカオゲンキデ」
ダークコードは切り札であるキリング大蛇ヘンゲを行使しサツキとヒイラギ一号を飲み込まんとするが…
直後に別のイクサバからダークコード出現の報を聞いた、月夜が似合うニンジャ少女がエントリー、ミカヅキ・シューティング・スターに突き飛ばされる。
ミカン「あんたを倒して先に行く」
ミカヅキ(((ナニカ言い残すことは)))
ダークコード「ミカヅキの蓋は/開いた」ルナビーム・ストライク!
「サヨナラ!」ダークコードは爆発四散!
ヒイラギ・ミカンはダークコードの爆発四散痕に背を向け、サツキとヒイラギ一号、ハルナを引連れながらギルドに帰っていった。
【#46 終わり #47 に続く】
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