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【報告】視覚障害者のためのアプリ体験会 第2回 NaviLens(ナビレンス)

日時 2022年4月23日 土曜日 午前10時30分から12時まで
場所 横須賀市立市民活動サポートセンター(汐入駅から徒歩2分)

今日の気に入った発言

Tシャツにナビレンスタグをつけたら...

テーブルにNaviLensのタグや本日のチラシなどが置いてある

前回の体験会に来られなかった方からリクエストをいただいたのと、NaviLensさんからテスト用のタグをお預かりできたため、視覚障害者のためのアプリ体験会 第2回のアプリには、第1回と同じく「ナビレンス」を選びました。

参加者 5名(視覚障害者 1名 メンバー2名 サポート2名)

横須賀市立市民活動サポートセンターの協力で、センター館内にナビレンスの施設用タグを貼らせてもらいました。

1回目のようすは下記よりご覧いただけます。
【報告】視覚障害者のためのアプリ体験会 第1回 NaviLens(ナビレンス)

今回参加の視覚障害の方は、「いつか私もiPhoneを買うんだろうな」と思っている方。スマホは持っていないけど耳にするいろんなことに興味があり、ほうぼうでおこなわれる視覚障害者向けのイベントのことなど私たちも彼に教えてもらったりしています。

館内をひとまわりして、トイレの場所や出口、入口の読み上げを体験してから、「パーソナルタグ」を試してもらいました。

NaviLens・ナビレンスパーソナルユース無料タグのダウンロードと使用方法

試してもらったのは、タグをスキャンするところからです。「緑の帽子」と登録して読み上げるのを見ていただきました。
「これはいいね! 私もそろそろiPhone買ってもよいかな〜」とおっしゃられました。

次に、NaviLensさんからお預かりした特別なタグ「点字ブロック用のサンプルのタグ」を見ていただきました。
ひととおり多機能であることを話したのですが、私は「すごいんだよーこれ。全部知ってもらいたいっ」などと、もしかしたら気持ちが前のめりすぎていたかもしれません。「へえ〜いろいろできるんだね〜」との感想。言葉に合わせてくれたような同調トーン。
「いろいろ出来る」ことが「(いろいろしなきゃいけないことが増えて)めんどうなこと」という印象につながってしまったかもしれません。せっかく「iPhone買ってみようかな」という気持ちにさせられたのに! 反省…。

サポートセンター館内、白板にNaviLensのサンプルタグが5枚貼られている

本日参加したサポートのお一人は、鳥の観察をするのが趣味という方。

「視覚障害者ITサポート横須賀」のfacebookでの告知を見て、来てくれました。
「アプリはあまりダウンロードしたことないけど、タグのカラフルさに期待して」と、その場でアプリをダウンロードし、館内をいっしょに歩き、タグを読ませて「なるほどなるほど」と手応えを感じられていました。
「屋外で使うとなるとカメラを外側に向けるのは不安がありますね」
「これ、Tシャツにプリントしたら?」などと、面白い発言も。
人にタグがついていたら、では鳥にナビレンスタグがついていたら? 鳥の観察会はどうなるかしらと想像してみたりして。(笑)

アプリの体験会は、想像したり、それを口に出して話し合えたりするのが楽しいです。

本日の発言の記録

  • わかりにくい曲がり角に探知機があったらいいんだけどなー

  • 白状とスマホで両手が塞がるのは不安

  • やっぱハードよりソフトを教えてもらわないと面白みがわかんないよね

  • 話題に出たアプリ、SoundScape(microsoft)、BeMyEyes、BlindSquare、Seeing AI

次回の体験会の予定など、facebookでお知らせします。

視覚障害者itサポート横須賀
https://www.facebook.com/yokosuka.blind.sp


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