見出し画像

【報告】視覚障害者のためのアプリ体験会 第1回 NaviLens(ナビレンス)

日時 2022年3月25日 金曜日 午後1時30分から3時まで
場所 横須賀市立市民活動サポートセンター(汐入駅から徒歩2分)

今日学んだこと

「方位磁針など、北だけ分かればよい」アプリは単純なほうがよい

テーブルに「利用者サービスインフォメーション」のタグ
NaviLensのタグは目立つし、かわいいなあ

参加者 4名(視覚障害者 1名 メンバー2名 サポート1名)

横須賀市立市民活動サポートセンターの協力で、センター館内にナビレンスの施設用タグを貼らせてもらった。

掲示したタグ
1.出口
2.入口
3.受付
4.消毒液 自動タイプ
5.男子トイレ
6.女子トイレ
7.コンピューター室
8.利用者サービスインフォメーション
9.出口(50%に縮小して印刷したタグ)

視覚障害の方と歩いて感じたこと

  • 屋外のタグにくらべ、館内は詳細を求められる。例えば、「男子トイレ」の実際の入り口は、タグの左なのか右なのか手前なのかなど。

  • 「ここに立って360度見回すとなにがどこにあるか大体わかるよ」というタグ、大体どこになにがあるかのそれぞれのタグ、があるとよいという意見があった(タグのためのタグ?!)。今回の体験会の場所、センターはワンフロアのオープンスペースである。しきりのある施設であった場合はまた違う意見がありそうだ。もしタグのテキストを自由に書き込めることができたとしたら、そこにどのようなテキストを仕込むか、死ぬほど工夫しないといけないのだろうと思う。

  • スマホカメラを外に向けてかざすのはやっぱ怖い(人に向けてしまっていないか心配、また誤解されてしまいそうで怖い)

  • 機能が単純でよい

その他

  • タグは正面を向いてないと反応しないので、タグの設置時に向かって正面に貼る場所がなかったりして困った。

  • 話題にあがったアプリ、BeMyEyes、SoundScape(microsoft)、ネビレコ、BlindSquare、Nearby Explorer App

  • 物理的なタグの良さは、GPSに比べて信頼性があること。(ヨットの話で)ブイにビーコンが仕掛けられているものもあるとか。

  • (アプリは併用して使うものだとしたら)単純なほうがよい「方位磁針などは「北」だけ分かればよい」と言う。とんでもなく同感した。たしかに思い出してみてもそういうアプリはよく使う。

受付前にある「消毒液 自動タイプ」のタグ

横須賀市立市民活動サポートセンター協力で、しばらくの間、出口、入口、トイレに加え、「消毒液 自動タイプ」と「受付」のタグもそのまま貼らせていただくことになりました。

試してみたい方はどうぞ立ち寄ってみてください。その際は、「ナビレンスを試させて」と、受付に声をかけてくださいね。

次回の体験会の予定など、facebookでお知らせします。

視覚障害者itサポート横須賀
https://www.facebook.com/yokosuka.blind.sp


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?