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【最近ハマっているベトナムの果物。サポチェ】

さあ、待ちに待った果物の登場!旬の時期になりました。

「ライチ」

ホーチミンに来るまで日本では冷凍のライチしか食べたことがなかったので、生のライチを食べた時の香りの良さ、ぷりぷりとした歯ごたえ、ジューシーな美味しさ、甘さに驚きました。
しかも驚くほど安いですし。

さて、今日はライチの話ではなく、最近ハマった別の果物についてです。

先日、ネット販売で新しい果物を発見して、「これは何?」と当店スタッフのTuさんに聞いたところ。

「甘いよ」

即、買ってみました。

サポチェ(Sa Po Che)

英名は「サポジラ(sapodilla)」、和名は「チューインガムの木」になります。

食べてみると、ムニャッと柔らかい食感。
確かに甘いです。
嚙み進めると微かな酢酸エチル香が鼻の奥に抜けます。
ですが、どこか懐かしい味が…。

日本の柿に似ているのです。
中から平べったく茶褐色の種が出てきました。
平種柿が失敗して、残ってしまった種に似ているので、まさしく柿ですね。
一個に付き、タネは一つか二つ、入っています。

そう思うと、味わったことのない不思議な風味でしたが「柿」にしか思えなくなってきました。
そして検索して「メキシコガキ」とも呼ばれていることを知り、納得です。

私の叔父は固い柿が好きでしたので、おそらく柿に似ているとはいえ、そういう方は「サポチェ」はあまり好きではないかも知れません。
が、私は柔らかめが好きなので「サポチェ」にハマりました。

常温より少し冷やした方が、クセのある風味が抑えられ美味しく感じます。

また、熟さないうちに食べると「渋味」が出て、まさに渋柿に似た味になりますので。
触って固いうちは常温で熟してから食べた方が良いでしょう。

さて、意外なスキを見つけましたが、何かおつまみに利用できないかな・・・と考え中です。

先日も「なんか、ワインに合わせたようなおつまみばっかだなぁ」と日本人のご年配のお客様に言われましたが。
鶏ハム、燻製風味サーモン、燻製風味うずら卵、クリームチーズ塩昆布、カマンベールチーズ海苔佃煮、カルボナーラUDONなど、人気メニューはワインより確実に日本酒に合います。
また国籍問わずの当店一番人気の塩辛は、確実にワインとは合わず、日本酒がさらに美味しくなります。


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