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コイツは弱い、と見せかけて!?

一見弱そうに見える相手から不意打ちをくらうことがある。
例えば、“紙”
ぺらぺらしているし火をつければあっさり燃えてしまうし
「紙切れ」ナンていかにも弱くて価値のないモノの例えにもなるけど
紙で手を切った経験は誰にでもあると思うぞ。
紙は実はかなーり硬いので、名刺だったらトマトが切れる!
だから、レンズはティッシュで拭いてはイケナイ。
傷がつくから。
あと、紙は束になると重いので
分厚い本は硬くて重い“鈍器”になる。

例えば“髪”
「髪の毛一本でぶら下がる」なんて頼りないモノの例えにもなるけど
こちらも束になると強くて
昔はお寺の鐘を吊り下げるのに女性の長い髪で綱を作ったのだそうな。
髪の威力としては
行きつけの美容室の人が
「切った髪って、手に刺さるのよー」
と言っていた。
実際、先日その美容室で髪を切った後、家に帰ってから鏡を見たら
顔に短い髪の毛が付いていたので指でつまんだら
皮膚がくっついて引っぱられてきて
え?あれ?こんなに太いヒゲ?生えてたっけ?
と思ったら「刺さって」いたでござるよ。
確かに切ったばかりの髪は“竹やり”になっている。

というワケで
弱い者は束になると強くなれるということではなく
束になって強いのは小さいけど強いものなのだ。

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