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辞書の能力

言語
勉強

さて、前回書いていたジーニアス英和辞典の収録語句数は約10万で
リーダーズ英和辞典の方は約29万と、ざっと3倍である。
実はジーニアス英和辞典の方は息子が高校で使っていたモノで
単語を探すならこちらの方が早いと思って机の上に置いて使っていたのだが
(だって、字も大きいし)
もし、この単語Zamboniがリーダーズ英和辞典の方に載っていたら
これからはこちらを机の上に置いて使おうと思ったので
現在机の上にあるのはリーダーズ英和辞典の方である。
そしてこの辞書を買ったのは、英文の報告書を読もうとしても自分が高校大学と使ってきた研究社の英和中辞典には載っていない単語が多くて困ってしまい、先生に専門用語辞典のようなものはあるのでしょうか?と聞くと
30万語程度載っている英和大辞典があれば大抵大丈夫ですよ
と教えていただいたので購入した。
なるほど、確かに調べたい言葉はすべて載っていたのである。
大きな辞書というのは専門用語も載っているのだなあ。
考えてみると
中学校に入った時買った初めての英和辞典を開いた時
うわー!英語ばっかり!!(爆
こんなにたくさん知らない単語を覚えなくちゃならないのかとぞっとしたのである。
そして中学3年のある時、ふと英和辞典を見ていて
あれ?この単語、この単語、timeも sleep もみんな知ってるよ?
と気づいたのでござる。
いつのまにやら覚えていたワケだ。(もちろん全部じゃないけど)
高校に入った時には
渡された購入のおススメリストに載っていた英和中辞典を買って手にしたときにその内容量のぶ厚さと字の小ささとがあまりにも今までのと違うのでまた恐怖を覚えたのだが、その後再び収録語数がその3倍近くの英和辞典を手にすることがあろうとは思ってもみなかったのである。こうしてみると、自分の世界は段々と広がって行ったのだなあと実感するし、広がるときはじわじわと、ではなく、ある段階で一気に広げなくてはならなくなって、その時に猛烈に苦しむものだと。「進む道筋」というモノは「ゆるやかな坂道」ではなく文字通りの「段階」なのだと思う。
さてそこで
スペイン語辞典、ですよ。
今使っているのは大学生協で買った「研究社新スペイン語辞典」で
スペインの留学生の文章を「指導」することになった時に
ふと好奇心で購入したものなのでもちろんスペイン語初心者の大学生向けで
主見出し語は約3万7千語、副見出し語が9800語、成句の見出し語が6600語で
総数は約5万3千語
となっている。
なるほど、初心者向けである。
子ども向けの本を訳していても時々出てこない単語があるのも無理はなく
そういう時にはネットで探すのだが
そうなってくると
この先読みたいと思っている
LIBRO DE MONSTRUOS ESPAÑA 「スペインの怪物の本」
を訳すなら、今使っているのではなく
中くらいのスペイン語辞典が必要になるのだろうか?と思ったが
いやいや、載っていないとしたら固有名詞だと思うので
それならやっぱりネットで調べられるよな。
というワケで
今の所、新たなスペイン語辞典については不便を感じてからで遅くはないだろうと。


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