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絶滅危惧主婦の道具選び

身の回りのモノを見ると、何でもずいぶん考えて作っているように思う。

しかし、考えすぎというか「もり過ぎ」というか
何だかお節介に思えるものもある。
身近なところでは台所の食器用洗いカゴ。
受け皿に排水用の口が付いていたり
皿を置くところやハシを入れるところが付いていたり
風通しを良くするために側面も格子状になっていたり
カゴが二段になっていたり…
しかし実際に使う場面を考えると
全体に形状が複雑に入り組んでいるものが多い。
それで掃除しづらい上に網目や隙間に水がたまりやすく
どうも使い勝手がよくない。

そこで食器の洗いカゴに求められる機能は何かと考えた。
ある程度の分量の食器が入れられる。
受け皿の上にスノコがある。
水が周りに飛び散らない。
水切れがいい。
手入れが楽。

そういう機能と形状を持つモノは何かと考えて
業務用のステンレス製天ぷらバットに落ち着いた。

以前noteに載せた

この写真はウチで使っている洗いカゴだ。
シンプルな形状なので水や汚れがたまる部分がなく、手入れが楽。
食器は洗ったらさっさと拭くので
ハシを立てたり皿を立てたりして水気を切る必要が無い。
この大きさで4人分の食器がちゃんと入る。
その一方
色々な売り場を見てみれば
本当に必要な機能・役割に、さらに何か加えて
目新しさやさらなる便利さを売りにしようとして
結局不便にしてしまっているモノが結構ある。
そういうワケで
簡単で便利で結局安上がりになるモノを探して
いろいろ「流用」している。
ちょっと立ち止まって、改めて求める機能を見直してみるとおもしろい。

(ふと気が付くと、主婦歴40年以上になっていた…)


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