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犯人探しの迷宮

子育ての風景
実用

子どもに生まれて初めての予防接種をした翌日
子どもが生まれて初めての熱を出した。
初めての子どもの初めての発熱だったので、もうドキドキして
これはもしかして予防接種のせいではと受けた病院に電話した。
「いやー、あれで熱は出ないよー?」と先生。
えー、だってだって、ホントにぃ~?
翌日、発疹がぱらぱらと…「あ、これって?もしかして?」
連絡すると「あははー、出ましたねえ♪」と先生。
突発性発疹だったのだ。
これは大抵の子どもが初めての誕生日前後にかかる・多くは初めての感染症で
発熱後2日か3日で発疹が出る非常にありふれた病気なのである。
なんだよー、と、ほっとした。
育児書で読んで知ってはいたが
実際に出遭うと慌ててしまうモノなのだと身に染みた。
また
何年か前
おじいちゃんが膝が痛いと言うので
かかりつけの脳外科の先生が筋肉痛の塗り薬を出してくれた。
おじいちゃんは一度脳梗塞をやったことで
生まれて初めてかかりつけの先生というモノを持ったのである。
それ以降痛くなっては塗っていたが
数か月後、塗ったところだけ、ひどい湿疹が出た。
これはかぶれたかと皮膚科へ。
おじいちゃんは足も腰も痛いから整形外科に行きたいとゴネたが
一部水疱化した湿疹だったので化膿しては大変と、まず皮膚科に強制連行。
診察の結果、まあ、ナンということでしょう!
帯状疱疹ですってよ!

足や腰の痛みは帯状疱疹に伴う神経の痛みだったらしい。
え!?だってだって、発疹があるのは薬を塗った所だけに・・・
あ、そうか、痛かったから・痛い所に塗ったんだ!
実際、痛くて整形外科に行ったら帯状疱疹だった!という事もあるとかで
素人には判断できないものだなあ、と。
それにしても、先に皮膚科に行ってよかったなあ。

ここで教訓

素人の犯人探しは時に迷宮入りしてアブナイ。
医師でも専門外だと外すことはあるが
例えば子どもだったら小児科へ
高齢者だったら高齢者をたくさん診ている病院に行くと
外れが少ないと思う。

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