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携帯とお薬手帖は命綱

実用
コミュニケーション

マンションで一人暮らしをしていたお年寄りがぎっくり腰をやって床に倒れてしまった。
電話をしなくてはと思ったが当時はまだ携帯が無い時代で、電話は机の上に。
何とかそこまでは這って行けたがどうしても立ち上がれない。
電話に手が届かない。

ああ、俺はここで死ぬのか

そう、思ったそうだ。
するとまあなんということでしょう!
たまたま娘さんが訪ねて来てくれて無事救出されたのだ。
以来、電話は床に置くことにしたと言っていた。

危機的状況に際して当人が助けを呼ぶことが困難なことはあって
それを想定した見守りは必要なのだ。
では具体的にはどうすればいいのだろか。
例えば親と離れて暮らす人だったら
毎日電話をかけて「安否確認」をするあたりが現実的ではないかと。
(携帯を使うの苦手という親を今からしつけるのは難儀だし)
ウチでは外出先で何かあったときのために
見守りケータイと親の個人情報満載のカードを作って持たせている。
連絡先に加えて、かかりつけの病院・医師などなど。
外出時は首から下げて・カバンに入れて、複数持つ。

で、実はこれ
大丈夫と思っている自分たちにも言えること。
「なんとなく」つながっていることは命を守る第一歩!
とりあえず

携帯は肌身離さず身に付けて

人間、いつ・どこで・どう倒れるかワカラナイ!
110番でも119番でもつながったら
口がきけなくても、携帯を叩くとか、息遣いの音とかで
口もきけない危機的状況だと判断してくれるから。
そういえば
以前、マチナカの地下街で倒れている方を見かけた。
意識不明と見えたが、周りを警察官と何人かの人がしゃがみ込んで囲んでいて地下街備え付けの車いすが横にあったので
これはちゃんと対処しているところだと思って通り過ぎた。
ただちょと気になったのが
倒れていた方が身分証明書を身につけていたかどうか。
あと、どこの誰かが分かっても救急患者としての搬送先は
おそらくは倒れていた人のなじみのない病院だろうから
意識を失った原因だとか普段使っている薬だとか治療だとか
そういったことが判らなければ搬送先でも困るだろうな、と。
で、そんなときに助けになるのが

お薬手帳

他にも健康手帳なんていうのもあるようで
ようするに自分の健康に関する個人情報をまとめたものだ。
高齢者じゃなくても事故に遭うことや急病の危険はあるので
特にクスリのアレルギーのある人や普段薬を使っている人などは
何らかの自分の健康情報を身につけておいた方が安全だと思う。

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