顔より顔つき
コミュニケーション
以前テレビを見ていたらCMでさわやかにビールを飲み干している人がいて
おやナニやら見たことがあるような…と思ったら
一度ドラマで見た「臭ってきそうな」むさ苦しい人だと気付いて
「げ、あの人!?」愕然とした。
同じ俳優でも役柄が違うとまったく違う人に見えるのは
顔のツクリは同じでも顔つきがまるで変ってしまうから。
プロとは、すごいものだ…!
人の印象というのは・顔のツクリではなく
顔つきなんだなあ。
いやそれだけではない。表情、身のこなし、しゃべり方…
こういったものに「その人」が現れる。
逆にそれを表現してそれらしく見せるのが俳優なのだ。
しかしながら素人は
それっぽく振る舞ってもじきに本性が現れる。
ふとしたはずみに中身が鼻水のように出てきてしまう。
外側だけ一生懸命に取り繕っていようが
知らず知らず鼻水が出ていたらむしろミットモナイ、と思うぞ。
それっぽく、じゃなくて本当にカッコよく生きてみようぜ♪
あ、もうひとつ!
選挙のポスターがあった!
候補者のポスターの多くは
なぜかナンとも「ひどい演技」を見せられているように思えるのだ。
無理やり笑ってみせました ♪
みなさんこういうのが好きなんでしょ?
というこわばった・不自然な「笑顔」よりも
私はいい仕事をします!!
という、やる気満々の顔を出せばいいのになあ、と。
有権者の求めるモノを理解していないことが表れてしまうのである。
そういう選挙の為だけの顔じゃなくてさ。
ここでも大事なのは中身だよ!