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ヒルガオの種を取り出した

ヒルガオの実を通りかかるたびに探しては採ってきたが
そろそろ実の皮をむいて種を取り出そうと。

あ、そうだ、長くて面倒なので
薄い色の・一般的な色のヒルガオを「1号」
濃い色のヒルガオを「2号」と呼ぶことにする。

1号は実が11個で2号は実が8個だった。
実の中から種を取り出してみると

虫に食われて穴が開いていたり、茶色くしぼんでいたりで

結局種として使えそうなのは
1号が13粒で2号が11粒だった。
それでも2号の方はその内6個が薄茶色でちょと心配な感じではある。
そして、思いついて
種をファスナー付きのビニール袋に入れて
半分を今まで通り常温で光の当たらない机の引き出しに入れて
もう半分を冬を越す感じで冷蔵庫に入れてみた。
発芽状態はどちらがどうなるか?興味がそそられる。
今年は全滅だったが、来年はなんとか発芽して欲しい。
さてそこで
実の付きにくい、っていうか普通実が付かないと言われるヒルガオだが
この夏は去年よりもたくさん、と言っても去年しか知らないし
アサガオの山盛りの種に比べると非常に少ないのではあるが
1号の種は去年の全部で6粒というのに比べるとまあ、2倍である ♪
それに、道端の1号の様子を通りかかるたびにガン見しているが
今日も6個の実が付いているのを見つけたので
きっと去年よりも3倍、4倍と実を付けているのではと思う。

ヒルガオとしては精いっぱいなのだろうなあ。
ヒルガオは宿根草で、一旦根を下ろしたらそこでしぶとく生きて
そこから根をのばして仲間を増やすという生き方でここまで来た。
そしてわずかに種を作り、それでまた増える機会をうかがっているのだ。
根を下ろしてテコでも動かない強靭さにほぼすべてのエネルギーを費やす。
たくさん咲いた花の内、実を付けるのはわずかで
そのわずかな実の中に1個か2個の小さな種を作るだけで
そのわずかの種も発芽しにくい。
その一方
アサガオは1年草なので、一つの花に4個、5個と種を付け
種を作ることにすべてのエネルギーを費やす。
多様性は突然変異に賭けたぜ!

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