見出し画像

初めてのボルシチ

実用

何年か前のこと。
趣味で畑をやっている知り合いからビーツを頂いた。
ほぼ「す」が入った、ごついwセロリも。
あ、固いセロリは上の写真のように
大まかにスジを取ってから刻んで冷凍しておくと便利ですぜ。
カレーでもチャーハンでもトマトスープでもイケます。
というワケで
その時、人生初めてのボルシチを作ることにした。
ネットで作り方を調べてみると(全く、便利な世の中だよ)
人により作り方がお見事にまちまち・ばらばらだったので
結局、野生の主婦のカンで作ったのであった。
さてそこで、ですよ
ボルシチの作り方と同じように
職場でもPTAでも、色々な団体に入ると
はじめの内はワケが分からなくてどうしていいのか困るモノだ。
あの人の言うことと、この人の言うことが違っていて
さらには、同じ人の言うことが前と違っていたり。
言われたとおりにしていたのになぜかトラブルになってしまった!とか。
ナニを信じてどうすりゃいいんだー!
アレは、ボルシチの作り方と同じことだったのでは。
料理には
素材の組み合わせや割合、火の通し方、味付けなどの原則があって
それに従っていればまあ、間違いはない。
ちゃんとそれなりに食べられるものはできる。
ネットで見た料理法は確かにまちまち・ばらばらだったが
それらの違いは要するに「煮込み料理」の範囲内だったので
原則に従って作ったら、おいしく食べられる料理になったワケだ。
新たに団体に入ったばかりの新人さんは
まだ、そこの団体の「原則」を知らないから
そこはちゃんと「先輩」が教えてやって
原則に沿えるまで見守ってやらないとイケナイよなあ、と思う。
もう一つ、ネットの料理法で気になったのが
材料の分量がグラムではなく1個だの半分だので書いてあったこと。
先輩の言うことがまちまち・ばらばらというのは、こういう感じかも。
当たり前は人によってバラバラまちまちだから。
強引にまとめると
初めての料理を作る場合は、まず作り方があったらその通りに作ること。
無かったら、原則に沿って作る事。
それで出来たものを基準にして加減すれば
何度か作る内に作りたいモノに近づいてくる、と思う。
人生は試行錯誤で。

結論:ボルシチとはビーツの入った煮込み料理である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?