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クリスマスローズ?の続き

はてさて庭にいた来歴不明の謎のクリスマスローズですよ。

一生懸命に記憶をたどると
オキナグサ(翁草)
という言葉が降りてきた ♪
オキナグサって確かこの花に似ていた感じがする…
そして、ナンかこう、じいちゃんが鉢に植えていなかったっけ?
で、数年前に邪魔になるから鉢はすべて庭に移したワケで…あれれれー?
というワケで・改めて
クリスマスローズとオキナグサについて調べた所
クリスマスローズ
キンポウゲ科で学名はヘレボルス
クリスマスローズの名称の由来となったのは晩秋から初冬にかけて白い花を咲かせるニゲル(ノイガーともいう)種で、春に咲く多岐にわたる花色と花形があるのがガーデンハイブリッド(オリエンタリス、レンテンローズとも)種。
で、全草が有毒ですってよ(震
学名のヘレボルスはギリシャ語の Helenin =殺す bora =食べ物 
なるほど。
花弁に見えるのは実はガクで、その「花色」が始めはピンクで、日ごとに白くなっていって最後に緑色になる、と。
はー、よその庭の緑色のクリスマスローズはそういうことだったのか。
ずいぶん目立たない色の花だと思っていた。
結実は花の中心からごろんとしたサヤに入った状態で。
これははっきりと目立つなあ。

次にオキナグサはというと
学名は Pulsatilla cernua で、キンポウゲ科オキナグサ属と。
ふむふむキンポウゲ科までは同じですか。
花を検索した画像で見比べると似ているっちゃあ似てるけど
開花の頃はうつむいて咲くが、後に上向きに変化する、ですと?ほほう。
こちらは全体に白くて短い柔らかそうな毛が生えていて
クリスマスローズと違って葉は細かく切れ込んでいるね。
結実の状態は、花後数センチの綿毛がもしゃもしゃと生えるのだと。
この綿毛の様を老人の頭に例えて翁草・オキナグサと言うワケだ。
こちらも全草有毒でござる(震
生息地は本州、四国、九州、だけど
ウチのおじいちゃんは園芸店で買ったかも。
さて庭のクリスマスローズ(?)の花の部分ををアップで撮ってみたら

まん中から飛び出しているのが雌しべだよね。
花の構造はネットで見つけたクリスマスローズの図の通りに見える。
そして花や葉にオキナグサのような「毛」はないよ。
というワケで
花の色がピンクから白、緑に変わっていくか・いかないか
花がうつむいた状態から上向きになるか・ならないか
という時点でクリスマスローズかオキナグサかを判定できると思うが
最終的には
花後サヤが出てきたらクリスマスローズで
綿毛が出てきたらオキナグサ
ということで最終判定にしたい。
とまれ、花の変化と結実を待つ所存でござる。
しばらく楽しめますな ♪
オキナグサ、園芸店にでもあれば実物を見たいモノでござる
って
オキナグサは絶滅危惧Ⅱ類=絶滅の危険が増大している種、ですと!?
あーらららら
見つけて買ってもいいのかな?
栽培して増やしたものならいいかもだけど
数少ない野生のを取ってきて売ってたりしないかな?
と、園芸店に行く前にナンだか心配になってきたのでござる。

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