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千両梨と紅玉

勉強

千両梨は昔懐かしいナシだが
昔懐かしいリンゴと言えば紅玉だ。
独特の強い香気と酸味があって旨みが濃いリンゴである。
一番好きなリンゴとして紅玉を挙げる人も多いかと思う。
さてある時
紅玉はどういう系統のリンゴかと思って調べてみたが
アメリカ原産で明治時代に日本へと持ち込まれた
という以外に情報が出てこなかった。

リンゴの原産地は中央アジアなどの寒冷地で
そこからヨーロッパへ、そしてアメリカ大陸に持ち込まれて
アメリカに定着できた種のひとつが紅玉だったのだろう。
一時新しい品種に押されてなかなか手に入らなくなったが
今では製菓用に向いていることから生産量が増えてきたらしい。
他の種類のリンゴと大きく違った独特の風味は
古い時代の栽培種であることの証なのだろう。
さて
紅玉と千両梨を比べて気が付いたのがその重さの違いだ。
大きさが大きく違わないのに重さが大きく違う。

小さめの千両梨
大きめの千両梨

密度が倍近く違う?
みなさんご存知の通りリンゴは水に浮くものだが
千両梨はもしかして水に沈むのでは?と思ってやってみたら

紅玉は浮いて
千両梨は沈んでしまった

そのほかの梨の密度はどうなんだろか?
梨とリンゴは似ているようで
結構違うように思う。

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