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【スピ】お大師さま(弘法大師空海)との再会①

お久しぶりです…
なかなか筆が進まず、今日に至ります。

いやぁ、ネトフリって危険ですね。
シリーズものが途中でやめられない。
地面師、VIVANT、忍びの家を一気見してしまった。

その世界観に浸って抜け出すのに苦労しました(汗)
ただいまです。

さてさて、先日の一人誕プレ スピ遠足の続きです。
龍のハブ空港「龍宮神社」の後、弘法大師空海のゆかりの地を巡ってきたお話。


信心深い祖母

わたしは小さい頃、両親が共働きだったので、
母方の祖母によく面倒をみてもらっていました。

大変信心深い祖母で、
四国八十八か所のお遍路巡りを逆打ち含めて数回巡るほど。
我が家には、祖母の形見ともいえる
納経帳と立派な納経軸があります。

歩き遍路さんには飲み物や食べ物、
時にはお金を渡すような祖母でした。
毎日、仏壇の前で真言を唱える祖母の背中は
今でも鮮明に思い出されます。

祖母が合わせた手がだんだん上にあがり、
頭上高く上がったまま、一心不乱にお経を唱え続けていた
という話を母から聞いたことがあります。
今思えば、すごい変性意識状態だったんでしょうね。

そんな祖母の影響で、わたしは神仏をはじめ目に見えないものや、
不思議なことに対する抵抗が無く育ってきたのだと思います。

祖母がよく言っていたのが「お大師さま」というお名前。
お腹が痛くなったり困ったことがある時には、
いつも「お大師さま、お大師さま」と子供ながらに
一生懸命呼びかけていたものです。

お大師さまとは、みなさんご存じ
真言宗の開祖 弘法大師空海。

もちろん、わたしも知っています。
ただ、どうも「空海=お大師さま」が
ずっとしっくり来ていなかったんですよね。

ところが今回のスピ遠足で、
わたしの記憶はよみがえり、脳内が整理されました。

御厨人窟(みくろど)

約1200年前の平安時代に、
青年時代の空海が悟りを開き、
「空海」という法名の由来にもなったといわれる洞窟。

御厨人窟 入口

真夏の真昼間のせいか、
洞窟に入った途端、ひんやり気持ちいい。
奥に進むと小さなお社があり、その後ろは真っ暗。

本日2度目の鳥肌。
ここは長居はできないな…正直そう思いました。

この場所で修行をされた方々なのか、
色んな想い、念がすごくてすごくて。
帰りは後ろを振り返ることができず。

お大師さまにピンポイントアクセスできないとは、
まだまだ修行が足りないです、わたし。

でも、洞窟から見える空と海に心が洗われた気がして、
そりゃ「空海」と名付けたくなるわなと思いながら、
洞窟をあとに。

洞窟ビューじゃないけどいい写真だったんで


室戸 青年大師像

御厨人窟からすぐ、
次は明星来影寺にある青年大師像にご挨拶。

お寺に入る前からこの存在感
画角に収まらない

でかい。白い。そして若い。
台座を含めた高さは21メートル。
大師像では国内最大らしいです。

青年像を堪能した後、
お大師さまの足下にある基壇内部(胎内めぐり)に入り、
貸し切り状態で胎蔵界曼荼羅、弘法大師座像、大師御手形を
ゆっくり拝観させてもらいました。

弘法大師空海の像と言えば、最も有名な弘法大師座像。

我が家の納経軸の大師座像

基壇内部には大師座像があり、そこでしっかりお話することができました。
わたしの記憶がよみがえったのは、その御前でのこと。

②につづく。


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