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夕暮れが優しく瞼を撫でるのに社会人はまだ眠れない

うーーん、いいですね
この歌は太陽が沈んで暗くなっていく美しい様子を瞼を撫でる手のひらに喩えて、その手のひらが瞼を撫でるのに働いている社会人は仕事のせいでまだ眠れない
という場面を詠んだ少し皮肉めいた歌です。

よく昔の人は日が昇る頃に起きて仕事をし、日の落ちる頃に眠った
みたいな話を聞きます。”本当の”人類はそう生きるべきなのかもしれないけれど、
文明のせいでそうできなくなってしまったということを考えると少し悲しくなりますね。しかし、この悲しさには少しの温かみを感じます。
それは多分、文明を享受して生きることの便利さやSNSを通じて人と仲良くなれた経験から来るものだと思います。

僕はまだ17歳で社会人にはなれてないですが、いつかそうなった時も落ちる夕日を見て温かい気持ちになりたいです。


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