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◯マレーシア長期滞在MM2Hビザを徹底考察

◯ジョホールバルの長期滞在にはMM2Hがオススメ

僕たちが拠点としているマレーシアジョホールバルの長期滞在にはMM2Hビザがオススメだ。マレーシアではMM2Hビザというリタイアメントビザに相当するビザの取得が他国に比べて容易。リタイアメントビザにあるような経済的条件のハードルが低めに設定されている。

要件をクリアすれば取得難易度はかなり低い状態安心して滞在可能になる。MM2H=Malaysia My Second Homeプログラムは、マレーシア政府により推奨されている外国籍の方の長期滞在ビザ。

取得プログラム年齢・宗教の制限なく、主に経済面での申請条件クリアすると誰でも取得可能。取得すると政府より10年間の長期滞在が許可される。永住権ビザではないが10年後以降の更新も可能だ。マレーシア第2の都市シンガポールと400mの橋を隔てた隣町のジョホールバルは、長期滞在するには非常に適した地域。

・地域の成長性
・安全性
・安い物価・生活水準
・年間通して一定の
・布団・クーラー無しでも
・ぐっすり安眠できる気候
・親日
・都会へのアクセス
・長期滞在
・全ての条件が整っている

ある意味奇跡だ。

通常リタイアメントビザと言えば、仕事を全てリタイアメントした60歳以上の方々が老後のゆとりある海外生活のために取得するというイメージある。しかし、年齢制限が無いので、ジョホールバルでは僕の仲間内のネット系IT企業社長たちが、MM2Hビザを取得してジョホールバルに南国生活謳歌するため移住している。

僕も2011年35歳の時に、リタイアメントビザMM2Hを取得。以降ジョホールバルを拠点に住み続けている。僕の周りでも大富豪ファーザー投資家アイデンなど60歳以上の御方々だけでなく、フェニックス、タイム、PZR、30代の若手IT社長たちが、続々とMM2Hを申請・取得。最近でも古くからネットで活躍するHさんも検討中。

従来は60歳以上の方々の退職後のリタイアメント移住目的で人気の高かったMM2Hビザだが、

最近では
・海外でのビジネス、
・資産保有、
・子供の教育などを考える。

30代?50代の若手・中堅の方々の申請が、マレーシア全体でも急増中。老のリタイアメントから、財産構築と生活のリスクヘッジのため、MM2Hを活用している。

ジョホールバルは、南国生活という言葉がふさわしい。南国マレーシアというと、非常に暑いというイメージあるかもしれないが、例えばジョホールバルでは、朝晩は気持ちいい風が吹き湿度も日本の夏のように高くない。気候が良いのでゆったりとした時間の流れが、心身共にリラックス居住環境も最高。

ジョホールバルは隣町シンガポールと異なり、広大な土地を利用した観光資源も豊富。多国籍文化独特の見どころも沢山ある。男の大人だけも楽しめるし、子供連れも楽しめる。大人から子供までのびのびと毎日を謳歌することが可能なのだ。MM2Hは10年の滞在許可。ビザを取得すると10年のマレーシア滞在許可をもらえる。

その間、いつでも好きな時にジョホールバルをはじめ、マレーシアの各地に滞在可能。何日以上滞在すべし、などの滞在義務も一切無いので、取得したからといってすぐに住み始める必要もない。毎年日本の冬のシーズンだけジョホールバルに滞在などもOK。


◯マレーシアMM2Hビザのメリット

マレーシアMM2Hビザには次のような特徴&メリットがある。

・10年後の更新が可能
・マレーシアの銀行口座・証券口座開設可能
・マレーシアの銀行の定期預金金利は高い
・21歳未満の子供とご両親帯同可能
・年金をマレーシアで受け取る際非課税
・マレーシアの金融・投資商品購入可能
・マレーシアの住宅を優遇ローンで購入可能
・ジョホールバルで会社設立可能

それぞれの詳細を挙げさせて頂くと。


★10年後の更新が可能

MM2Hビザ取得した後、10年後にビザを更新可能。MM2Hは、厳密に言うと永住権というわけではないが、更新の度にさらに10年ビザを取得できる。ただし、マレーシア政府の方針により判断されるためされるためビザ更新を保証するものではない。


★マレーシアの銀行口座・証券口座開設可能

MM2Hビザを取得すると、マレーシア国内で銀行口座開設が可能。マレーアは国内外の、お金の出し入れが香港・シンガポール同様に自由だ。国内に入れたお金はいつでも他国に送金可能。

孔明もマレーシア国内で、
・HSBCプレミア
・CITIゴールド
・RHB銀行
・楽天証券
の口座開設済みだ。


★マレーシアの銀行の定期預金金利は高い

時期やキャンペーンなどでも異なるが、孔明のMM2H用の定期預金、HSBCの定期預金は年利4%。今日時点でも通常約年利3%。キャンペーンでは引き続き4%というものもある。HSBC銀行やCITI銀行の担当マネージャーにいつでも確認が可能。低金利時代のこの高金利は熱い。


★21歳未満の子供とご両親帯同可能

1つのMM2Hビザで子供は何人でも帯同可能なので、これによってお子様の教育目的の移住でも、MM2Hを活用する方々も増えている。申請者の実の両親の帯同も可能。※両親の場合半年ごとに更新必要都度業者さんに代行

これによって家族みんなでジョホールバル移住することもできる。


★年金をマレーシアで受け取る際非課税

マレーシアに在中してかつマレーシアの銀行に年金を送金する場合は、20%の源泉徴収が課税されない。


★マレーシアの金融・投資商品購入可能

マレーシアの生命保険や学資保険は、非常に高条件の解約払戻金が特徴。マレーシア移住された場合、日本の国民健康保険から現地の医療保険に切り替えることで、保険料の引き下げも可能。高金利の資産運用先として注目が集まっている。


★マレーシアの住宅を優遇ローンで購入可能

僕がジョホールバルで温泉つき2軒含む3軒のコンドミニアムを持っているように、本人名義で不動産物件を購入可能。その際MM2Hビザ保持者は、銀行ローンが通常よりも優遇されることが多い。逆に最近MM2Hが無いと、銀行ローンが降りないことも多い。※物件により条件は異なる


★ジョホールバルで会社設立可能

マレーシアでは在留許可を持った2人の発起人がいれば、会社法人を設立し事業から配当を得ることが可能。例えば夫婦でMM2Hビザを取得すれば、マレーシアを拠点に新たなビジネスを始められる。マレーシアの決済システムを活用すればネットビジネスに挑戦することも可能だ。


◯MM2Hビザの申請条件

MM2Hビザの申請条件は、書類審査と本審査の2種類がある。第一段階の書類審査は、主に申請者の収入と資産状況。審査が通ると仮承認レターが交付。第二段階の本審査は、申請者がマレーシアへ渡航。窓口でビザ取得手続きを行う。収入と資産条件は、50歳以上と50歳未満の2種類が存在しているが50歳未満の方がハードルは高い。


★MM2Hビザ50歳以上収入・資産条件
1:月額RM1万・手取り約30万円の収入証明
年金・給料・役員報酬含む
2、RM35万・約1,050万円の資産証明
銀行預金普通・定期
金融の残高証明書・英文
配偶者名義可
3、RM15万・約450万円をマレーシア国内の銀行に定期預金
※申請からさかのぼり3ヶ月間分の証明


★MM2Hビザ50歳未満収入・資産条件
1:月額RM1万・手取り約30万円の収入証明
年金・給料・役員報酬含む
2、RM50万・約1,500万円の資産証明
銀行預金普通・定期
金融の残高証明書・英文
配偶者名義可
3、RM30万・約900万円をマレーシア国内の銀行に定期預金
※申請からさかのぼり3ヶ月間分の証明


★MM2Hビザの収入・資産条件補足
・為替レートはRM1=約30円換算

・50歳以上RM15万、
50歳未満RM30万の定期預金は2年目以降医療費、マレーシア国内の不動産購入、同行した子供の教育費、新車購入目的に限り
→50歳以上RM5万、
→50歳未満RM15万
が引き出し可能

・同時申請した配偶者の資産合算可能


◯MM2Hビザ申請の流れ

MM2Hビザ申請の流れは、

1、申請条件を確認の上政府指定業者専用フォーマットに必要事項記載。業者による条件確認。

2、申請書類提出マレーシア観光局・移民局に提出する書類証明書一式を指定業者に送付。郵送前にメールで確認。

3、政府から仮承認レター

4、マレーシア渡航本申請
仮承認から6ヶ月以内


★MM2Hビザ仮承認後本申請前にジョホールバルで行うこと

1、業者提携クリニックにて健康診断

2、マレーシア医療保険加入

3、マレーシア銀行口座開設
HSBC、CITI、OCBC等ATMカード、クレジットカード、チェックブック、PINデバイス入手

4、マレーシア銀行への
MM2H申請用定期預金


★MM2H本申請補足

仮承認レター受領後、ジョホールバルへ渡航。MM2H指定業者が申請者配偶者・子供・両親全員のパスポートを預かり、クアラルンプールの移民局で本申請。申請者は同行の必要は無いが、パスポートが手元に無いので他国への飛行機・陸路移動や、マレーシア国内の飛行機での移動が不可能。


◯MM2Hビザ用定期預金はHSBCプレミア推奨

MM2H申請時、RM20万以上用意できる場合は、HSBCプレミアが推奨。仮承認レターが出た後ジョホールバル入りして、HSBC銀行のMM2H申請者本人名義の口座開設が可能になる。口座開設後10日以内にHSBCに送金する。

MM2H定期預金の作成MM2H用口座開設は、夫婦申請の場合、共同名義での開設が推奨。なお、MM2H用定期はビザを保持期間の解約は不可。ただし、金利は高いので定期預金として有能だ。


★MM2H定期用
HSBCプレミア口座開設に必要なもの

・パスポートコピー:証明写真ページをA4コピー・余白にパスポートサイン

・運転免許証のコピー

・納税地の納税者番号

・名刺・就業してない場合必要なし

なおご夫婦でMM2Hを取得される場合夫婦共同名義の口座開設がオススメだ。

仮にどちらか一方が先に亡くなっても、遺言状などがなくてもそのまま口座を配偶者に引き継げるからだ。


◯MM2Hビザ更新の流れ

孔明は毎月頻繁に世界各国飛び回るため、2、3年で10年パスポート増刷済みがスタンプで満杯になってしまう。今週もパスポート更新&MM2Hビザの転記目的で約一週間クアラルンプールに滞在していた。


★MM2Hビザパスポート更新&転記の流れ

1、マレーシア在日本国大使館でパスポート更新

2、指定業者に新・旧パスポートとビザ更新サポート料金を渡し業者がビザ転記手続きを実施


★MM2Hビザ10年後の更新

孔明のMM2Hは、2021年5月に更新予定。更新の時にはビザ更新時点の
・生活状況
・収入状況
・資産状況を
再度確認される。

仮に完全リタイアした後で収入がない場合、資産状況やマレーシアでの生活状況をMM2Hの政府機関に説明必要。指定業者の指示に従い、必要書類準備、承認レターが発行される。ビザ更新時には本人が業者と一緒にマレーシア観光庁に同行必須だ。


◯マレーシアでの相続手続きについて

マレーシアでは、
・銀行預金
・不動産
・自動車
・株式
が資産とされるが、マレーシア用の遺言状の作成も必ず生前に準備必要だ。「マレーシアの遺産相続法」は通常、国内に残された遺産を相続人が申し出て、高等裁判所の手続きLetter of Administrationを経て分配。

遺言状が無いと相続人分配率がマレーシアの法律で定められてしまうが、遺言状があると、相続人を指定できるし、手続きの時間・労力も大幅に節約される。

マレーシアでの遺言状は、
・マレーシア政府系会社
・遺言信託会社
・弁護士事務所
にて作成可能だ。

遺言状があると友人・知人・団体への相続も可能。MM2Hと共に事前の相続対策も万全に行っておきたい。以上、MM2Hビザ所有歴9年、来年更新ということで、改めて最新のマレーシアのMM2Hに関する情報を集約し考察させて頂いた。


追伸

孔明は2011年1月に家族とジョホールバルに移住。同年5月にMM2H正式に取得。MM2H所有歴9年。MM2Hにまつわるマレーシア国内の主要業者の情報は全て把握している。MM2Hの業者は政府指定MM2H業者だけで、

・日系業者:高い・日本語・安心
・現地業者:安い・英語

孔明推奨の指定業者を知りたい場合、予め「LINE@5ポケッツ」に登録頂必要な時にメッセージを通してお問い合わせ頂きたい。
https://kitasociety.com/lp/5pockets_line2/

『禁断の帝王学・メルマガ』
https://www.mag2.com/m/0000135794.html

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