【セルフライナーノーツ】青いバイシクル

10曲目です。

「青いバイシクル」。


この曲も前のダイヤモンドに続いて別れの歌のような気がします。

(自分が書いたものなのにハッキリと言い切れないのはなんだか申し訳ない。でもそんな感じなんです。)


恋人が青い自転車に乗っていて自分もお揃いで青い自転車を買ってしまったという物語です。

元々は恋人の名前をタトゥーにしてお互いに彫るカップルがいるってところから着想を得ました。

え、別れたらどうするの?ってとても驚いてしまって。

そうだ、これを曲にしようって。


さてこの後はどうするのだろう。

その自転車は買い換えるのか。

そのまま乗れなくなるまでは乗るのか。

この歌はきっと曲が終わる時にまた物語が始まる歌なんだと思います。

アフターストーリーを考えるのはとても好きです。

別に答えなんてなくていいんです。


この歌を聴く時、この歌を実際に歌う時、自分はとても元気が湧いてきます。

頑張ろうと思います。

ギターリフがキラキラしていてとても希望に溢れた音だなって思います。

未来に漕ぎ出せそうな気がします。


この歌の中の「僕」はきっと良いやつなんだろうなと思います。

「君」もとても素敵な人なんだと思います。

でもうまくはいかなかった。

わからない事だけど、カムバックもアイムソーリーもきっと「僕」の口からは実際には出てこなかった言葉の気がします。

そんな事を芝居がかって言えるような人間ならきっとダメにはなっていないのかもしれない。

でも仕方ない。

そんなことはたくさんある事です。

誰も悪くないとしても恋は往々にして終わるものです。


大切なのは未来に漕ぎ出す事。

いつも通り願う事は同じです。

どうかそれぞれの物語がハッピーエンドでありますように。





って偶然バッタリ会って焼け木杭に火がついちゃったりして。


そういうのってややこしくなるパターン多いでー。

みんな気をつけなあかんでー。

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