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ローザンヌで滞在許可証を申請したときの話【Resident Permit】

こんにちは

本日は海外留学する時に最もややこしい問題になるであろう、ビザ(スイスにおいては滞在許可証)について、当時私が困ったことや実体験をお伝えします。

滞在許可証(Residence Permit)とは?

滞在許可証(Residence Permit)は、日本人がスイスで合法的に滞在し、一定期間働いたり、学んだりするために必要な許可証のことです。日本人が留学する際、多くの国ではVisaの取得が求められますが、日本とスイスは特別な条約を結んでいるため、滞在許可証で問題ありません。

また、滞在許可証にもいくつかの種類があり、滞在の目的や条件に応じて異なりますが、勉強を目的としている場合、申請する種類はResident Permit Bになります。詳細は以下のサイトでご確認ください。

申請方法が非常にややこしい

で、留学の準備をするにあたりこの許可証を取得するために何をすべきかという話ですが、これが非常に分かりづらかったです。スイスの移民局がフランス語にしか対応しておらず要領を得なかったので、AISTSの卒業生や過去の日本人留学生のブログなども参考にしていたのですが、人によって言っていることがバラバラ。とある人は出国前に書類を滞在先の移民局に提出したといっているし、そうでないという人も。。

結果として、自分は何も事前に提出せず必要だと思われる書類を持ち込んで現地で諸々の申請を済ませることで事なきを得ましたが、入国審査の際は入国を拒否されるんじゃないかとか要らん心配をしてました。

ちなみに私が要求された書類は
・戸籍謄本(日本語)
・パスポートコピー
・口座残高証明(英語版)
・大学卒業証書原本
・AISTS在学証明書
の5種類です。

戸籍謄本に関してはアポスティーユといってスイスの日本大使館からのお墨付きを取得する必要がある地区も存在しますが、私の住んでいる地区には該当しませんでした。

許可証が届かない

そんなこんなで必要な書類をはっきりさせて、10月頭くらいに移民局に書類を提出しました。しかしそれから何日経っても何の連絡も来ず、最終的に指紋と写真の撮影依頼が来たのが12月中旬。不法滞在になるのではないかと本当にひやひやしました。(実際のところ、申請は終わっているので問題なかったそうですが。)

ちなみに許可証のカードが届いたのは更に遅れて翌年の1月末か2月だったと記憶してます。

ここまで遅れた理由は書類を提出した時期にあって、私が提出した9月、10月は多くの留学生が同様の申請をするタイミングなので、どうしてもすべての審査が遅くなってしまうとのこと。

もっと早くに許可証を手に入れたい人は8月までには申請を済ませておくとよいかと思います。

以上、滞在許可証を申請した時に困ったことを共有させていただきました。おそらく必要な準備は行く目的、土地、大学によって微妙に変わってきますので、私のものも参考程度に収めていただければ幸いです。

本日は以上になります。それではまた。

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