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文章って難しい

私はTwitterをやってるのだが、文字数制限があって、140字以内に納めなくてはいけないため、
時々文字数が溢れてしまい、投稿を諦める時がある。

「、」や、「。」を省いてみたり、
使わずとも意味が伝わりそうな接続詞を省いてみたり、と悪あがきをしてみるのだが、
やっぱり削ってしまうと、“感”が出ないのだ。
ちょっとちゃうねんな〜となって投稿を諦める。
芸人は(特に漫才師は)言葉を大切にする仕事だ。
別に意味は伝わるんだからいいじゃない!という気もするが、やっぱり自分が伝えたいものとちょっとちゃう感じがするとイヤなのだ。
文字数制限で言いたいことがツイッターで発信できない、そういう時は、noteに持ってくる。
改めてnoteで文章を再構成する、ということは私の中ではよくあることだ。

以下の文は、以前Twitterで投稿しようとして、文字数制限で諦めたものである。


山里さんのすげー好きなやつがあって「飲み会は通り魔だ」って言って「サッつって、あつっ、てなって、パッて見たら、血がついてる」って表現するんですけど、ナイフで刺された時のリアクションがいてっじゃなくて、あつっなのが、無駄にディテール細かくてめちゃくちゃ好きなんですけど、わかる人います?


この文章。
文字数は142文字。
惜しい!!!
2文字削ればいける、という状況だったので、どこか削れないかと頭を悩ませた。
「」を削ってみようと思い立った。

山里さんのすげー好きなやつがあって飲み会は通り魔だって言ってサッつって、あつっ、てなって、パッて見たら、血がついてるって表現するんですけど、ナイフで刺された時のリアクションがいてっじゃなくて、あつっなのが、無駄にディテール細かくてめちゃくちゃ好きなんですけど、わかる人います?

や、なんか見にくい。
ちゃうねんな〜。
山里さんの発言を際立たせたいのよ。
「」削るんはちゃう。
したら「、」を削ってみようと思い立つ。


山里さんのすげー好きなやつがあって「飲み会は通り魔だ」って言って「サッつってあつってなってパッて見たら血がついてる」って表現するんですけど、ナイフで刺された時のリアクションがいてっじゃなくて、あつっなのが、無駄にディテール細かくてめちゃくちゃ好きなんですけど、わかる人います?

や!ちがう!
サッつって、あつっ、ってなって、パッて見たら、血がついてる、
は、このリズム感じゃないとダメだ。
「、」がなくなると一気にリズム感が崩れる。
あつっ、のあとの「、」これ重要。
削れない。絶対に削れない。


その他、「すげー好きなやつ」の「すげー」を削れないか、
「無駄にディティール細かくて」の「無駄に」を削れないか、
「めちゃくちゃ好き」の「めちゃくちゃ」を削れないか、、、、と色々思案するのだが、
やっぱり“感”が出なくなる!と思って諦めるのだ。


いや、色々書き立てたけどよぉ、
私が要点をまとめてシンプルに文章構築するのが苦手なだけ説あるぞ??

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