ザ・セカンド

ザ・セカンドの日、夜は予定があって、リアルタイムでは見れなかった。
家に帰ってから、録画を最初から見ようと決めていた。
急ぎ帰ってテレビをつけると、ちょうどチャンネルがフジテレビになっていて、ザ・セカンドの決勝戦が行われていた。
「ザ・パンチvsガクテンソク」となっていた。
おい、決勝戦ザ・パンチとガクテンソクかい!あつっ!ってなった。
ザ・パンチさんのネタ途中だったので、すぐさまテレビの画面を録画の画面に切り替えた。
一瞬だけ見たけど、決勝戦が「ザ・パンチvsガクテンソク」という情報はしっかりキャッチした。
セフレくんにラインで「たぶんガクテンソクが優勝したと思う」と送って、録画を見始めた。

以前、セフレくんとルミネtheよしもとを見に行ったことがあった。
公演終わり、エスカレーターで下っている時に「誰が一番おもしろかった?」と問いかけると、「ガクテンソクがおもしろかった!」と答えが返ってきた。
ルミネtheよしもとは、テレビでガンガン活躍してるような人気者たちがバンバン出てくる劇場だ。
我々が見に行った回も有名な人たちが結構出ていて、ガクテンソクさんは、お笑いファンなら知っているが、一般の中では恐らく知名度が低いだろうという感じだった。
実際セフレくんもガクテンソクさんのことをルミネで見るまで知らなかった、と言っていた。
そんな中、あまりお笑いを見ないセフレくんが「ガクテンソクが一番おもしろかった!」と答えてくれて、
知名度や人気に頼らずネタのおもしろさのみで名前があがるガクテンソクさんすごさ、
そして、うちのセフレってお笑いのセンスいいな〜!と思ったのだった。
自分が褒められたわけじゃないのに、なんだか嬉しくってホクホクした気持ちになったのをとっても覚えている。
ということもあって、ガクテンソクさんの(まだ決勝途中なのに)優勝報告をセフレくんにしたくなったのである。
「たぶん」だった優勝報告が録画を全部見終わって「やっぱり」になった。
セフレくんもガクテンソクさんのことを覚えていて、「おもしろかったもん!」と言っていた。
そして「俺って見る目あるね!!」とも返ってきた。
この、賞レースなどで自分がおもしろいと思っていた人たちが優勝した時の嬉しさってなんなんだろう。
ほら!僕私!見る目あるでしょう!!みたいな嬉しさ。
自分が優勝したわけじゃないのに、なぜか誇らしげな気持ちになってしまう。
そういう人が全国にたくさんいたでしょうね。
生で一度でもガクテンソクさんを見たことある人はみんな嬉しかったんじゃないかと思う。


P.S.
個人的には世代だもんで、ザ・パンチさんの「砂漠でラクダに逃げられて〜」が聞けて感無量だった。
「な〜んちゃってマッチョマン」もめちゃくちゃ懐かしかった!!

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