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私を変えてくれた中学の友達

私は中学の頃マスクが手放せなかった。

マスクを外すのがすっごく怖かった。


私が中1の頃に4年間片思いしていた男の子に友達が「さなのことどう思う?」と聞いたところ、「あんなきもいやつ好きになるわけねぇじゃん。」と言われた。

そして、中2の頃にはみんなにブスだと言われた。

そこからマスクを外すのが怖くなった。

決して自分が可愛いと思っていたわけではないけど、それを他人に言われると、、しかも好きな人にまで言われると、悲しくなりました。

でもそれを表に出してしまったら負けだ、と思って表には出さなかった。
友達に話す時も冗談っぽく「あいつほんとひどくね!?!」みたいなノリで話した。

泣くことも出来なかった。

親にはずっと「人前で泣くことは恥ずかしい」と言われ続けたというのもあって、人前で泣くことすら出来なくなってました。

帰って、夜布団に潜ったあと泣くくらいしかできませんでした。

花粉症でマスクを長い間つけてるので、特にマスクを長い間つけてる事に抵抗はありませんでした。
なので、夏でも花粉の時期ではない時期でもマスクをし続けました。

給食の時間すらマスクを外すのが怖くて、マスクを外したあと目を合わせないようにして食べていました。

そんな感じで周りの人にコソコソと陰口を色んなことで言われるようになり、私は人が怖くなりました。

電車の中や買い物中でさえも「あの人私のことブスって思ったかもしれない」「あの人私のことで笑ってる」と思うようになりました。
(これは今でもあって、疲れる原因になるので、イヤホンを大音量にして周りの音が聞こえないようにしてます。)

写真で自分の顔が写ってたりするのも私がブスだというものを見せられているようで嫌でした。

写真がほんとに嫌いでした。

そんな中で救ってくれた中3の友達

私は中3で前に出るような色んなことに挑戦して、マスクを外さないといけない場面を自分から作ったり、陰口言ったやつをみんな見下してやる!って勢いで美術部の部長と新聞委員の副委員長をやっていました。

体育館などでは特に問題なく済ませられましたが、やはり教室に戻ると気持ちは戻ってくる。

夏に私は中3の時の友達に「夏にマスク暑くない?」と言われた。
その友達はスカートを短くしていて、髪を染めて先生に怒られるような少しチャラチャラした子でしたが、私は信頼していました。

だから、理由を話した。

理由を話せるなと思った唯一の友達だった。

友達は私に「さなは別にブスとかじゃないから大丈夫だよ。もっと自信もって」と言ってくれた。

その一言で、ちょっと気持ちが救われた気がしました。

その後、その友達は誕生日プレゼントをくれたり、2人で色んな行事に参加したりしました。

運動会の二人三脚を2人でペアでやることになって、転びながらも休み時間みっちり練習して、学年対抗でアンカーを任されていて、3組抜かして1位になれた喜びは私たち2人にしかわからない喜びだと思いました。

修学旅行もなんだかんだ楽しく過ごすことが出来て、

私はいつの間にかマスクを外すようになっていました。

卒業式

中3はあっという間だった。

その友達のお陰もあって凄く充実していて、楽しい1年でした。

高校受験で私は周りに無理だと言われ続けた高校にどうしても行きたくて、嫌いな勉強を頑張って偏差値を10以上上げて見事高校に合格することができました。

凄くキツい1年ではあったけど、とても楽しかった。

その友達と過ごす毎日が今日で終わってしまうと思ったら、凄く悲しくて、私は初めて友達の前で大泣きした。

その友達は、「大丈夫だよ、また会えるから」と私の背中をさすってくれた。

卒業後

高校生になり、その友達と会うことができた。

お祭りに一緒に行き、またバカみたいに笑いあった。

でもそれ以降、連絡手段がなくなった。
急にLINEを消していました。

何でだろうと思いつつ、連絡手段がないのでそのまま過ごすことにしました。


専門に進学したとき、インスタにその友達がフォロリクを送ってきた。
あ!!!と思い即OKしました。

その後友達と会うことに。

久々に会った友達には子供がいて、年下の旦那さんもいました。

彼氏がいるとは聞いていたけど結婚したとは知らなかったので、「えー!いつ結婚してたの!?おめでとう!」というと友達はちょっと困った顔「ありがとう」と言った。
なんかおかしいと思って、聞いていたら、
「いや、束縛が、、」と話す友達。
色々話を聞くけど私には耐えられないような内容だった。

でも子供がいるから離婚を軽々と出来ない。

「ごめん、ここにあともう少しで旦那くるから」
と衝撃の一言。

「え?なんで来るの!?」と思わず聞いた。

「ほんとに男じゃないかどうか確かめに来るんだよ」と友達。

そこまで、、?
それは幸せとは言えない、、。

「毎回これなんだ」と笑いながら言ってたけど、私だったらほんとに耐えられない。

でも子供のことを考えたりすると安易に「別れなよ」とはっきりは言えなかった。
辛かったら考えた方が良いかもねみたいな事は少し言った。

その後旦那は来るなり私が挨拶をしても目も合わせないし挨拶もしない。

それからLINEも教えて貰って帰りましたが、LINEもインスタもアカウントが消えていました。

その友達のことがほんとに気がかりで仕方ない。

急に見た夢

私がこの記事を書いているのも急に夢を見たからです。

私と久々にその友達と会って遊んでいた時、目の前で死んでしまう夢を見ました。

私はほんとに悲しくて、その事実を見てしまったからには信じられないけどホントの出来事で、、
という複雑な気持ちになって、泣きわめく私に色んな人が背中をさすって、慰めてくれました。

卒業式のあの時みたいに。

私はハッと目を覚ますと、ほんとに泣いていました。

急にそんな夢を見るということがほんとに怖くて、心配になりました。

旦那さんになんかされたりしてるんじゃないかとか、
子供は大丈夫なのかなとか、
頼れる人いるのかなとか、、

ほんとにほんとに心配なんです。

でも連絡したくても連絡手段が一切ないので、連絡が出来ないですし、引越しを繰り返しているのでもうどこにいるのかもわからない。

私のこのソワソワする気持ちを抑えたくて書きました。

ちゃんと幸せに暮らせてるのかな、、。
凄く心配です。


また、1度でもいいから会いたい。


以前に偶然焼肉屋さんで会ったことがありました。

また、そんなふうに偶然会えないかな。

会えるといいな。

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