月に一本、映画とゲームのエンディングを見るという話-21年3月~7月編
お久しぶりです。生きてました。
先日までゲーム開発で時間が無く、note書く時間も取れなかったんですが、無事先日発売しまして、これからはまたちょこちょこ書き物していこうかなと思います。
という訳で随分時間が空いてますがゲームはやったりやらなかったりしてました。なんだかんだで今年エンディング見たゲームは現時点で12本なのでノルマは達成でしょうか。
映画を全く見ていないので映画も見ていこうかな。レヴュースタァライトは見ました。
KEIZO氏が長い年月を掛け制作した個人制作のフリーゲームです。
以前mini外伝をプレイしており、正式リリースされた事を知人に教えてもらいすぐプレイしました。
わかりやすいハック&スラッシュのアクションRPGで難易度もちょうど良く、武器のドロップやアイテム制作など遊び始めたら止まらなくなる要素だらけの作品で
単純にその部分だけを見ても非常に良い出来なのですが、物語も非常に面白かったです。
わかりやすく一つの目標に向かって歩んでいたら気がつけば大きな渦の渦中に居る。いつかは誰だって考える物語が具体的に目の前に顕現されています。
フリーゲームという部分も非常に素晴らしいです。お金払っても文句は出ませんでした。
長い長い開発本当にお疲れ様でした。ただ正式版をリリースした後も更新を続けている熱量感服致します。
今すぐプレイして。
・シロナガス島への帰還 -Return to Shironagasu Island-
こちらも日本製のインディーゲーです。鬼虫兵庫さんが制作したオーソドックスなミステリ作品。
とにかくねね子が異常に可愛くてほぼその為にプレイしました。とにかくねね子が異常に可愛いです。
内容は前述した通り、孤島洋館ミステリで、若干のオカルト要素もありますが割とスタンダードな物語じゃないかと思います。
Steam評価としては非常に高評価ではありますが、僕個人としては物足りなさというかワクワク感は薄かった用に感じました。
割とサラっと最後まで行ってしまったという感じです。もっとなんというかわああああっていうのがあると良かったかなぁ。
ただ、ねね子は可愛かったです。
・NieR Replicant™ ver.1.22474487139...
ずっと待ってました。ようやくやれました。ありがとう。
今年は国産ゲームが多いですね。ヨコオタロウ印のニーアレプリカントです。
ニーアシリーズはニーアオートマタから入ったので、レプリカント/ゲシュタルトは存在だけ知っていて作品自体はプレイ出来ていませんでした。
ただ、なんというか、これは僕が悪いんだろうと思うし、実際作品に罪はないんだけども。そうとはいえ正直期待ハズレでした。
期待の方向性の問題もあるだろうし、なんというかもっとやられると思っていましたが、特にそういった事がないまま最後の最後まで終わってしまいました。
レプリカントは一体なんだったんだろう。僕には納得が行ってない部分があります。
ただ、一つ大きな問いをデボルとポポルは提示してくれました。
魂ってなんなんだろう。そういう事です。私達はアンドロイドで、魂がないからあなた達とは違う。
悩み考え涙し感情を吐き出してる存在に魂が無いなんて言われても欠片も説得力を感じなかったんです。
どう考えても魂があるとしか思えない存在に私は機械だから魂が無いなんて言われても、じゃあ僕達人間に魂はあるのか?
どこに魂はあるんだ?自分たちにはあってお前達には無いなんて誰が定義して誰が教えたんだ。
そもそも、魂があれば偉いのか?
考えたことすら無かった事だったので、殴られた様な気持ちの良い衝撃を受けました。
あえていうなら、あなた達には魂は間違いなく合った。せめてそう伝えたいです。
バージョンの部分は√2っていう事らしいです。
よう!バルブの兄貴!VRで3Dバルブ叔父見れる日が来るとは思わなかったぜ!
という感じで、未だVRゲームの最高峰を誇ってる我らがvalveの渾身の作Half-Life: Alyxです。
ところで3は?
VRゲームが増えて行く中、以外と少なかった周りの物を持つ、どかす、持ち上げる等のアクションはHalf-Lifeをプレイしてきた中では当たり前の事でしたが
いざVRという世界の中に入った時に、それは新しいアトラクションとして受け取る事ができました。良く考えるともともと出来たんだからVRでも出来て当たり前なんですが
VRゲームに置いてそれが当たり前というのは非常に少なく、当たり前の様にやってきたvalveの底力を感じました。
スイッチを押す、レバーを引く、一つ一つが当たり前のギミックなのにVRで実際に押す、持つ、回すをするだけで圧倒的な臨場感を得る事が出来、VRである事の魅力をとにかく詰め込みに詰め込んだのが
このHalf-Life: Alyxであると思います。VR機材を持ってる人は絶対にプレイすべきであるとは思います。
ただ、一点非常に大きな問題として、怖いの苦手な人はやっぱり駄目です。僕は怖くて足がすくんで先に進めなかったポイントがいくつもあり、数週間掛けてゆっくりプレイしました。
実際のプレイ時間に比べ体感は二倍ほどプレイしていた気分になっています。満足感含め疲労感も非常に高いです。
でもそれを覆す体験は間違いなく存在しているので、興味がある人はぜひプレイしてみてほしいと思います。
ところで3は?
サークル人口くらげさんのインディーゲーム。こちらも国産ですね。
やられました。心臓を打ち抜かれる感覚です。素直に僕は魚住さんに恋をしました。
プレイ後もずっと魚住さんの事を考えゲームを起動し、雑に眺め、世界に浸る。
サークルのWEBへ行くとゲーム中では収録しきれなかったサイドストーリーも読み尽くしました。
あなたの笑顔になぜこんなにも鼓動が強くなるのでしょう。なぜあなたの事をこんなにも考えてしまうのでしょう。
正直こんなにやられるとは全く想像していませんでした。ド直球に好みの女性でした。僕はあなたの事が好きです。
重い恥ずかしい話は置いて起きます。ビフォー・アライビング・アット・ザ・ターミナルは小さなオカルトをモチーフにした掌編の集合体です。
オカルトが好きな友人。オカルトが好きな先輩。不思議な少女。あなた。
一つ一つは小さな不思議な話です。単純にオカルト話を見聞きするだけでも面白く、どうなるんだろうと軽快に読みすすめる事ができますが
気がつくとその世界に入り込んでしまっている自分に気が付きます。登場キャラや状況もまるで違いはしますが師匠シリーズを読んでいた時と同じ感覚を味わっていたと思います。
正直足りません。ぜんぜん足りてないです。もっと彼らの話を読んでみたい。素直にそう思います。
無料でプレイすることができるので興味がある人はぜひプレイしてみてください。
魚住さん。かわいい。
以前から気になっていたセンスゲーです。
デベロッパーはOuterWildsを作った我らがAnnapurna Interactive。実はプレイしてる途中に気が付きました。
絵本の主人公になれるゲームで、Unfinished Swanの名の通り、未完成のアヒルの絵が勝手に動き出してそれを追いかける話なんですが
最初立っている場所は真っ白の何もない空間です。ボタンを押すと黒いインクが発射され、地面が黒く染まります。そのインクで壁、坂、階段などを染めていきます。
投げすぎると今度は真っ黒になってしまい世界が見えなくなるため、適度にインクで色をつけていくのが面白く不思議な感覚になります。
自分で道を見つけて行くのも面白いし真っ白な世界に黒インクをなげまくるという生まれ持ったような衝動も解消してくれるような作品です。
ギミックや背景美術や世界設計。大きな物語の節はあるがどちらかというと、プレイフィールや視覚的な楽しさに振った作品です。
全くおもしろくないけど面白かったとも言えるかもしれません。気持ち良さが詰まっていると思います。
オススメです。オシャレだよ。
半年ほどを一気に纏めました。直近だと間違いなくビフォー・アライビング・アット・ザ・ターミナルが僕の心に突き刺さってまだ抜けていません。超絶オススメです。
他には、ゲームのエンディングを迎えている訳じゃないので上げませんがギルティギアストライブを購入してしまった為、自分でも意味がわからないくらいプレイしてしまっています。格闘ゲームは止まらなくなるので面白いですが他のゲームに影響が出てしまい問題があるなと思います。
いつまでプレイするの問題です。適度に遊んでいこうと思います。
というわけで、今月は足りていなかった映画を見て行こうかなと思います。
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