紀州のドンファンって言われてもドンファンがわからない　改め酒と泪と男とフィリピンの女　１６

最近マスコミで紀州のドンファン怪死ってニュース多いですが

紀州はわかるけどドンファンって何？？と思い調べたマサラップです

ちなみに

ドン・ファンは、17世紀のスペインにおける伝説上の放蕩児のことで、プレイボーイの代名詞として使われる。「ドン・フアン」との表記・発音も見られる。「ドン」は、スペイン語圏等における男性の尊称

らしいです（ウイキペディアより)

伝説の放蕩児って憧れますね、ちなみにフィリピン人って

スペイン人の血が流れてる人多いから、どこかで子孫いるかもですね

それでは、本日も宜しくお願いします

浅尾美和似のピナちゃんとの焼肉同伴の前日・・・

マサラップの心は高鳴りまくりでした

そして予想通り寝れません

（そうだ、何があるかわからないから身体をツルツルにしとこ）

♡不測の事態♡

に備えてマサラップはお肌をツルツルにしようと

隣町の塩サウナに行く事にしました

時間も遅かったせいか、人も少なく塩サウナの中は

マサラップ一人だけでした

しめしめ、と思い軽く汗が出てから

念入りにボディに塩を塗りこみ更に汗の出るのを待ちました

が

そこで問題が発生しました

翌日の焼肉同伴の事を考えていたら、マサラップの息子が軽く

スタンドアップしてきました

ま、いいかどうせ人いないしと思ってそのまま放置してたら

”バタン”と言う音と共にイカツイ顔したゴッツイお兄さんが入場・・・

（ま、まずい）

と思ってとっさに足首に塩を塗るふりして息子を隠すマサラップ

が

しかし

息子をなだめて、顔をあげたマサラップに

イカツイお兄さんは嬉しそうに微笑んできた！！！

な、なんとイカツイお兄さんはソッチ系の人でした

ちなみに、マサラップはハゲ隠しの坊主頭で

なおかつサーフィンをやるせいか

色黒で適度に筋肉があり

いい具合に脂肪がのった

いわゆるガチムチ体型なせいかソッチ系の人にモテモテです

（ギャワー、これは何かの陰謀じゃよ・・・）

何故か昔読んだ

”神聖モテモテ王国”

って漫画のファーザーと言う名前のキャラのセリフ

が頭に浮かびました

と、とにかく逃げよう

ついてこなければ、ラッキー位に思って塩サウナ室から出て

水風呂に浸かるマサラップ

しかしイカツイお兄さんも水風呂にやってきた！！！

こ、これは確定か・・・

いや、単に涼みにきただけかも・・・

まだ希望を捨てないマサラップ

よ、よし今度は洗い場に行って様子を見よう

マサラップは洗い場に行き頭を洗いながら様子を見ました

シャンプーを洗い流し目を開けると

最悪です、洗い場はｶﾞﾗｶﾞﾗで隣に座る必要ないのに

イカツイお兄さんはマサラップの隣にいました

しかもお兄さんの息子はスタンドアップ・・・

完璧黒やん・・・

絶望のマサラップ

何で女にモテないのにソッチの人にはモテるのか、

すごく悲しくなりました

「こんな所で朽ち果てる己の身を呪うがいい」

ハマーン様がシャアに言ったセリフが脳内再生されました

「まだ、終わらんよ」

そう呟いて

マサラップは回りを見渡し、気の弱そうなオジサンを見つけました

マサラップはツカツカとフルチンでオジサンの所まで歩み寄り、

オジサンの眼前に立ちはだかり

知り合いの人を装って話かけました

マサラップ「あー、どうもお世話になります○○のマサラップですー

奇遇ですねー、お仕事帰りですか？？

最近ご無沙汰してたのに、こんな恰好でご挨拶してすいません」

元営業マンそして元借金取りの本領発揮です

ハッタリ検定があったら準2級位はいけそうです

いぶかしがるオジサンを無視して

マサラップ「よかったら、この後一杯どうですか？」

オジサンは困った様に

オジサン「いや、人・・」

マサラップ「先に上がって待ってますね」

オジサンが人違いと言うのを遮って、マサラップは言い放ち

オジサンとイカツイお兄さんを横目に更衣室に行き

元水泳部の特技である、高速着替え(身体を拭かずに服を着る)をし

一目散に逃げ出しました

「明日、大丈夫かな・・・」

今日の目的のお肌はツルツルになったんですが

何か不安になるマサラップでした