親スズメを呼ぶ巣立ち間際のヒナに色々思う改め　酒と泪と男とフィリピンの女　19

こんばんは　マサラップです

本日マサラップはとある自動車メーカーの鋳造工場

(金属を溶かして部品の形を作る工場)を

涼しくする工事の工事責任者として

一日を過ごしました

工場内は金属を溶かす炉があるせいか、半端なく暑く

しかも粉じんが舞って体力の消耗する過酷な現場でした

そんな中、どこからか巣立ったスズメが親を呼ぶ時の

甲高い鳴き声が聞こえてきました

どこにいるのかと探してみると

シャッター近くの配管と配管の間に挟まって

必死に助けを求めてます

恐らくですが、雨宿りの場所を探して迷い込んだのではないかと

思います

近くには親鳥の姿は無く、必死に助けを求める姿が

どうにも切なく映ります

ーー助けを求めったって来ないってばーーー

とか

ーーもう助からんかもなーー

とか思ってたんですが

不意にマサラップの幼年期のとある記憶が頭をよぎりました

マサラップのノートの”何にしろ自信が無い　１”

にも書きましたが

マサラップの母親は相当な変人です

虐待も育児放棄もありませんでしたが

とにかくマサラップに興味を示さない

代わりにマサラップの弟は可愛がる

なんだかなーな人でした

そんな中で幼少時のマサラップはマサラップなりに

母親に興味を持ってもらおうと

”一生懸命話かけては無視される”

って事を繰り返してたんですが

どうにもその思い出と

助けを呼んでも

親スズメが来ないヒナスズメがダブってしまい

何か自分を見ている様でいたたまれなくなり

工事責任者特権で

お客さんの了解の上

ヒナスズメを高所作業車を使って救出しました

ヒナスズメは救出して暫くしたら飛んでっちゃったんですが

無事に一生を終えて欲しいと思いました

前置きが長くなりましたんで

今回は前置きだけで終わります

願わくば

ヒナの恩返しからのピナの恩返し

がある事を

夢見て今日は寝ます