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0717 稚魚成長日記

だいぶ鱗や鰭が分かるようになってきたので、一腹目の第三回目の選別をしました。数がかなり減って良い子を厳選できてきています。ここから成長してさらに状態がわかってきたら4回目の選別を行い、屋外での育成がスタートします。

選別がかなり増えてきて屋外でも使用が増えているのでタモ網をいくつかネットで注文しました。やはり良いものは高価ですが、それなりに使いやすく仕事のスピードが上がります。

稚魚の中に虎龍が含まれていそうな雰囲気がありますがメスが小さめだったためトータルの数が少なく結局あまり出てこなそうな感じがしています。というわけで結局レアになりそうな虎龍です。しかも最高の1匹が出たら親としてSAMURAI FARMにキープしておきますので、お売りできません。

良いドラゴンスケールを作るというのはとても難しく結局レアなので高価になってしまいます。

そもそもドラゴンスケールというのはオランダの中では非常にエラが開きやすくたくさん取れたとしてもほとんど選別でハネることになり、さらにそれが普通鱗で美しい虎柄が入っているというのは結構奇跡に近いような可能性です。私の選別がもしかしたら厳しいのかもしれませんが、そうしなくてはSAMURAI FARMの品質は保てないですし、私自身が納得できない金魚はできる限り世に出したくないという心情で金魚を作っております。

今後もその精神は貫いていきたいと思います。

また虎龍以外にも青いゼブラで大変美しい金魚が突然変異として作出できるようになりました。

昨年少数ですが出たものですが、その中でも最高の1匹です。


完璧な体型と尾鰭。黄頭に浅葱色と墨の入ったゼブラ柄のドラゴンスケールそしてローズテール。

常連のお客様にご売約いただきました。いつもありがとうございます。

このクラスの金魚は年に何匹も出せるものではありません。
これから頭が上がってきて、尾鰭が伸びさらに美しい金魚になると思います。

SAMURAI FARMは今後も美しさを徹底追求し金魚を作って行きたいと思います。

私の感覚からすると、SAMURAI FARMというのは金魚をキャンバスにした私の芸術作品です。

お客様には私の芸術作品を購入していただいているという気持ちでSAMURAI FARMを運営しています。だからこそ一切手は抜きません。

想像力が世界を作る。

SAMURAI FARM

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