見出し画像

トレードに大切なのは見方

画像を見て、カルロス•ゴーンさんだと直ぐにお分かりになられたあなたひょっとすると、トレードの才能があるかもしれませんよ!冗談です(笑)

これは私が描いたものなのですが、描いたのには理由があります。

年明けメールをいただいておりました。内容はFXトレードの相談で「何を注意して見れば良いか。」という事でした。そして、私は何か上手い例えはないかと考えていました。

ライブトレードでは、「結局、人間の持つ感覚でトレードをしなければないらない。」このような事を何度か言ったように思いますが、「感覚」という言葉からヒント得て、具体的に出てきたものが、「似顔絵」でした。

同じ人物を描いる筈なのに、似顔絵の下手な人、似顔絵の上手い人、色々ですよね。何が違うんでしょう?

私は見方が違うんじゃないのかと思っています。「似顔絵を描くのが上手い人は、絵を描く事自体が上手いのだろう。」と思われる方もいるかもしれません。私は絵についてあまりわからないので、はっきりとした事は言えませんが、この事はトレードに似ています。

「エントリーが上手い」と言って下さる方が、時々いらっしゃいますが、ひょっとしたら初心者の方なのかもしれないと思ってしまいます。なぜなら、「エントリータイミング」よりも、チャートに現れる相場を「どう見るか」の方が遥かに大切だからです。

何が言いたいのかというと、もし私の描いたカルロスゴーン氏の似顔絵が上手いと思って下さったのなら、上手いのは、私の絵でなく私の「見方」が良いのかもしれないですし、トレードであれば、私が上手いのは、「エントリー」でなく、相場の「見方」、「相場観」が初心者の方より優れているポイントだと考えています。ですので、どこでエントリーすれば良いのだろうでなく、どういう風に相場を見ているのだろうという角度から、私のブログなりYouTubeチャンネルなり、見てもらうことが、皆様の役に立つのではと考えています。

1:絵も下手で、似顔絵も下手

2:絵は上手いが、似顔絵は下手

3:絵も上手く、似顔絵も上手い

4:絵は大雑把だが、似顔絵が上手い

1の方の見え方レベルだとトレードでは、まだまだという所ですね。2のタイプの方が意外に多いのじゃないかと思います。絵は上手なのに、何が悪いのか似顔絵が似ない。ただ、2の方は、3になれる才能を持っているかもしれません。ただ、私のようは凡人は、4を目指すべきだと思っています。

では、どうすれば、上手くなるでしょう?それには絵の勉強をばかりでなく、実際に筆を取って描いてみる事です。勿論、無心に描き続けても上手くはならないでしょう。時には自分の描いた絵を客観視してみたり、他人に評価してもらったり、又、本を読むなど所謂勉強をしてみたりするのも大切です。そして、この4つのバランスが上手く取れていなければ、絵が上手くならないのが想像に難しいくないように、トレードも上手くはなりません。

似顔絵の上手い人に、「どうすればそんなに上手く描けるんですか?」と聞いても、「特徴を捉えるのが大切です。」というような答えが返って来るだけです。「特徴を捉える感覚」というのは、その言葉を聞く事で伝わるものではなく、「そうなのか」と素直に信じ磨いていく中で、自らに生まれて来るものなのです。そして「相場観」を磨くのもこれと全く同じです。

今回は以上です。ご精読ありがとうございました。

#FX  #トレード #USD/JPY #日経平均 #EUR/USD #AUD/USD

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?