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あなたは内向型?外向型?それとも…?

日本人は内向型が多い?

「静かな人」の戦略書

内向型なのか、それとも外向型なのか…

先日、ジル・チャン著の「静かな人」の戦略書を読みました。
自分の性格、特にこれからの生き方にも関わる重要なヒントが多く記されていました!

アメリカでリーダシップやマネジメントを学び、内向型であるにも関わらず国際的な舞台で活躍されてきたジル・チャンさん。内向型が外向型の人や社会を相手にする際の戦い方を具体的に述べています。

アジア人、特に東アジア人は内向型が多い

ジル・チャンさんは、YouTubeでPIVOT公式チャンネルに出演し、アジア人の文化的・教育的背景について詳しく述べており、アメリカとの対比から内向型が生き抜くための考えを共有しています。

東アジアの人は協調性や社会的な規律を大事にする傾向があり、「KY(空気読めない)」という言葉がある通り、社会の中に自分が存在するという考えから内向型が多いのではないでしょうか。
一方アメリカ人などの外向型社会の人々は、自分の周りに社会が存在するという考えがある気がします。

内向型・外向型とは?

内向型とは

内向型の人の特徴は以下の様になります。

「内向的な人は、内気で人付き合いを嫌い、自己中心的だと誤解されることが多いようです。しかし実際には、内向的な人は対話や人付き合いを恐れているわけではなく、むしろ、人と接する時間を制限し、大人数よりも親密な集まりを好むのです」
外向的な人と比べるとよりもの静かな印象を放ち、他の人と話し合うよりも、一人でじっくりと自分なりの結論を導き出すことを得意とする。さらに、「内向的な人は聞き役に徹することができるのも強みです」

内向型それとも外向型?性格タイプを見分ける、6つの方法
https://www.harpersbazaar.com/jp/lifestyle/daily-life/a41999737/introvert-vs-extrovert-ways-to-tell-221225-lift3/

つまり、多くの人との関わりは自分のエネルギーを消耗するため、親密な集まりを好み、聞き役に徹する。また、計画性があり目標に向かって物事をじっくりやり遂げることができることが特徴となります。

外向型とは

一方で、外向型の特徴は以下の通りとなります。

外向的な人はしばしば「社交的でおしゃべり。楽観的でフレンドリーな性格の持ち主。そして、リスクを恐れない人柄」
外交的な人は問題や課題に直面したとき、「気持ちを内に秘めるよりも、他の人と話し合って解決しようとする傾向がある」
「自分の考えや気持ち、意見を表現しやすく、行動力がある」

内向型それとも外向型?性格タイプを見分ける、6つの方法https://www.harpersbazaar.com/jp/lifestyle/daily-life/a41999737/introvert-vs-extrovert-ways-to-tell-221225-lift3/

つまり、社交の場を好み多くの人との関わりの中に生きる。自分の考えや気持ちに正直であり、その思いを発散させながら周囲を巻き込み協力する行動力があることが特徴となります。

Ambivert

内向型と外向型の中間・Ambivert(両向型)

「静かな人」の戦略書を読んでいる最中、ふと疑問が生じました。

「自分に当てはまることもあるけど、全く分からないこともあるな…」
「計画性はあまりなく、直感で生きている気が…」
「聞き役に回れるのは時と場合になる気がする…」

これを交流のあるインド人に話したところ、Ambivertじゃない?と言われました。つまり外向型と内向型の中間、両向型!!
「静かな人」の戦略書内にある「自分のタイプ」を知るテストでは、外向型と内向型のチェックが全く同数。完全にAmbivert・両行型だ!

両向型の人は、外向的な性格をとっても内向的な性格をとっても極端じゃない。「外向型と内向型の性格を混ぜたような感じです」
それゆえ、両向型には明確な定義がない。両向型の中には、そこそこ話好きでいくらか自己主張する人もいれば、自己主張は激しいけれど、集団を好んだり簡単に熱くなったりしない人もいる。

内向的でも外向的でもない、そんなあなたは“両向型”かも
https://www.womenshealthmag.com/jp/wellness/g38586245/what-is-an-ambivert-personality-20220118/?slide=2

Ambivertはどのように生きるのか

場面によって2人の自分が現れる?

僕は友達から明るく社交的だと言われます。
確かに明るく社交的で、集まりやパーティーは好きだし、新しく出会った人とも気兼ねなく話すことができます。しかし、年上の方やある分野で結果を出している人の集まり、その様な方と話す際は、自分の気配を消そうとすることも多々あります。新しく出会った人と話した後にも、信頼して関係を続けるかの審査が無意識に入っている気がします。
周囲から社交的と言われているのに、萎縮したり関係を築く相手を判断する自分がたまに嫌いになります。「こんな自分のはずじゃないのに!」帰って猛反省です…

自分らしく生きるとは

結局全てが自分なのです。自分を表しているのです。
ジル・チャンさんの本と動画から、自分を理解し受け入れ、良さを最大限活かす術を身に付けなくてはいけないと感じました。内向型だとしてもコミュニケーションが必要のない仕事はありません。SNSを活用し他者とのコミュニケーションを取りつつ、聞く力や観察力に優れる点は仕事や社会で活かせます。

自分を知り、戦う術を身に付け活躍する。
ジル・チャンさんから大きなヒントを頂いた気がしました…。

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