初登壇を目指す人向けに、カンファレンスにプロポーザルを通すためのコツ的なものを
先日めもりーさんがこのような記事を書かれていらっしゃいました。
めちゃくちゃ簡単に要約すると、
イベントの主催が出す情報(SNSやブログ)や過去の採択例からどういうプロポーザルを出せば通りやすいのかを考える
以下4つは共通して通りやすい傾向がある
初心者〜中級者向けで,かつ需要が高そうなもの枠
そのイベントの趣旨の言語やライブラリ,フレームワークのコア,エコシステム枠
事例枠
ニッチ枠
というような分析をされていました。
「たしかに」という納得の内容だったのですが、「初登壇を目指す人がこの内容をそのまま真似してもダメかも」とも思ったので、この記事では初登壇を目指す方向けに世に放ってみようと思った次第です。
途中までは無料で公開しているのですが、いくつかの理由から本質的な部分は有料パートとして公開しています。
「プロポーザルを通すコツ」みたいなものが先行すると、おそらく似たようなテーマばかりになり、つまらなくなってしまうのでは
努力のベクトルが「おもしろいプロポーザルを考える」方へ向かなくなる
私もまだちょっぴり「カンファレンスに採択されたい」という気持ちが残っているのであまりおおっぴらに伝えることでライバルを増やしたくないお気持ちがある笑
ので私自身が「これが本質的なコツだ」と思っていることを書いた後半部分からは有料とさせていただいています。何卒ご容赦を🙏
ところで呪術廻戦を、ひいては黒閃をご存じでしょうか?
どうでしょう?呪術廻戦を読んでみたくなりましたか?(違)
何が言いたいかというと、プロポーザルを何度か通したことがあるのとないのとでは、プロポーザルの出し方に違いが出るということです。
かくいう私は2年ほど前から少し大きめのコミュニティにプロポーザルを出し始め、初期の頃はなかなか採択されず歯がゆい思いをしました。
が、コツみたいなものに気づいてからは結構調子がよく、
デブスト(落選はしたものの、そこからCode Zine Nightにご招待)
あたりでポンポンと採択をいただけるようになってきました。
…ということを最初に言っておくことで、少しは私の言っていることに説得力を感じていただければ幸いです。感じられなかった方は時間とお金の無駄になると思いますのでブラウザバックを推奨します🙏
初登壇に向けて一番大切なこと
「自分が話したいこと」と「主催者側が採択してくれそうなこと」を擦り合わせていくことだと思います。
言ってしまえばどれだけ自分が話したいことに熱があっても、受信側の都合(ブランディング、イベントの方針など)によって処理された結果受け入れ拒否されてしまえばそれまでです。
いわば就活の面接みたいなもので、究極的なところで言えば合うか?合わないか?だというのが私の結論です。
初登壇に向けて一番大切なことは何よりも「採択」を経験することだと思います。そしてそれをコツコツと積み重ねること。そうすることで結果的に「xxxと言えばyyyさん」といういわゆるブランディングが成功し、最終的には、カンファレンスに限らず「xxxさんに登壇をお願いしたい」と言われる人物になることだと思います。
つまり自分から売るのではなく、買ってもらえる立場になることを目指したいです(願わくば私もそうなりたい…)
では改めて、次の章からコツ的なものをご紹介していきます。
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