寝ている間に見てる夢ってのは不思議なもんで、目が覚めるほど強烈なやつもあれば目が覚める時にはほとんど忘れてるやつもある。

夢には深層心理が反映されていると聞いたことがある。御多分に洩れず、自分の見る夢もそんな節があるように思う。単純な願望だけではなく、興味や自信のあるもの、さらには恐怖の対象など夢で見るものの種類は様々だ。

例えばこれまで1番多く夢に出てきたシリーズは繋がりのない自分の友達同士が仲良くなる系で、これが面白くてたまらない。小学校時代のA君と水泳教室のB君が何故か一緒に仲良くご飯を食べているみたいな感じだ。中でも一度にありとあらゆる方面から友達が集結する友達オールスターズは至高である。

そして何故だか最近増えてきているのが恐怖系だ。恐ろしいことに夢の中でうどんのような柔らかいものを食べただけでボロボロと歯が抜ける夢を度々見る。竿がするりと髪の毛のように抜け落ちる夢を見たこともある。

自分の見る夢をコントロールするのは容易いことではない。成功したのは人生で一度だけだ。
恐竜が好きで毎日図鑑とにらめっこしていたような幼少期、どういうわけか夢の中でも舞台が白亜紀にから現代に戻り切れていなかった。寝る直前まで恐竜に想いを馳せていたからだと勝手に決めつけて、ほかのテーマでも何度か試してみたけれど、うまくいくことは2度となかった。

結局のところ、夢というのはよくわからない。けれど、そこに個性があるのは間違いない。
そして夢という場所は深層心理、つまり自分の素直な感情を最優先にして描き出される世界であるんじゃないかと思っている。

寝ている時に見ている不思議な映像と、数年もしくは数十年先の自身の将来像の両方に何故か同じ「夢」という言葉を使うのは、実はこの深層心理の反映に由来するかもしれないという邪推でした。

目が覚めていても正直に夢を見れますように。

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