『国境の南、太陽の西』の読み
かつて大学で村上春樹の小説を読む授業をとったが、その授業の試験(レポートのようなもの)は、村上春樹作品を1つ選んでその作品に関する自分なりの読みを書くという課題だった。
私はその課題に対して『国境の南、太陽の西』を選んだ。
その先生は、その課題について「自分がおもしろいと思ったものを高く評価する」と説明していた。つまり、評価基準は先生がおもしろいと思ったかどうかという、ただそれだけであるから、正直自信がなかったのだが、結果A+(最高評価)であった。
その課題で私が提出したレポ