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学部時代は数学科で、朝から晩まで紙とペンのみで一日数学を勉強していた生活から一遍 社会…

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学部時代は数学科で、朝から晩まで紙とペンのみで一日数学を勉強していた生活から一遍 社会人は経営学を学ぶため、国立MBAに進学します。 理系大学→文系大学院の生活をまとめています。 都内MBA進学予定(2024) / 学習院大学 数学科卒(2019) / アクチュアリー(2016)

最近の記事

筑波MBAの試験対策(筆記試験編)

筑波MBAの試験内容は、三つで構成されます。研究計画書、口頭試問、筆記試験です。 ですが、口頭試問は研究計画書ベースで質問されるため、大別すると研究計画書に関連する試験(研究計画書、口頭試問)と筆記試験に分けることができます。 そこで今回は、私が実際に行なった筆記試験の対策について備忘録として残したいと思います。 過去問分析 筑波MBAに合格しましたでも書きましたが、受験は今年度が初ではありません。昨年度も受験していたため、筆記試験でどのような内容が出題されるか大体は把握

    • 勉強していない人としている人では、問題の難しさは変わるのか?〜異なる能力値分布が困難度に与える影響〜

      人によって、問題の難しさは変わってくる。よく勉強している人にとっては、簡単な問題でも、勉強していない人からすれば難しいだろう。 本当にそうなのだろうか。 項目には母数がある。識別力と困難度だ。普通これらは受験者集団にテストを解かせた上で、知ることができる値だが、これらの値は、項目の作成が完了した段階で、固有の値を持つはずである。いわゆる真値と呼ばれる値だ。 勉強している人や勉強していない人などに解かせた時に推定値を知ることができるというだけの話で、実は解かせる前から困難

      • ltmパッケージの精度検証 〜Rで項目反応理論〜

        Rで項目反応理論を適応したいときに使用されるltmパッケージの関数の精度を検証したくなったので、項目数を30個と300個の場合でシミュレーションをして精度の検証をしてみた。 結果から述べると、30項目でもかなり高精度な推定ができていることが確認できた。項目数を300個に増やした場合の推定精度は、設定した困難度の最小値と最大値付近で、低下してることが確認できた。しかしこれは、その付近の能力値の人数が相対的に少ないことから生じていると考えられる シミュレーション手順 識別力

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