Harry Potter 20th Anniversary Return to Hogwarts見てボロ泣きした話
昨年の暮れくらいから宣伝されていて気になっていたハリーポッターの20周年記念同窓会?的な番組をやっとみました。(本当にずっと気になってたのですが、これはゆっくり落ち着いて見たい…とずっとタイミングを逃してました笑)
※写真は昨年2021年11月ごろにハリーポッター20周年を記念して、東京丸の内周辺でハリーポッター関連のイベントが開催されていたものです。(これもファンとしては胸熱でした!誰が企画していたのかとかはあんまり知らないのですが、ありがとうでいっぱいです笑)
大好きで今の私もものすごく影響を受けているハリーポッター。今でも、夜こっそり電気をつけて本を読みながら、一生懸命魔法の呪文「ルーモス」「ノックス」等をおぼえ、弟と割り箸を振り回しながらハリーポッターごっこをしたことを思い出します。ああ、こんなこともありました。初めてハリーポッターを見に行ったとき、幼かった弟は怖かったようでお尻をスクリーンに向けて映画見てたんです。これは、家族でいつも弟をからかうときの鉄板ネタになっています笑
ハリポタファンにとってはあの3人がホグワーツに戻ってくるなんて、本当に夢のようですよね。映画が出るたびに家族や友達と見て、あの分厚い本が出るたびに母親にねだり寝ずに読んだ、そんな私にとっても、懐かしく、愛おしく、ワクワクするものでした。(なんなら「吟遊詩人ビードルの物語」や「クディッチ今昔」「幻の動物とその生息地」とか作中に登場する本も出版されているものを図書館で借りて読み漁ったことを思い出しました…なつかしい…笑)
この番組は、キャストがそれぞれ年齢を重ね、映画中のシーンと当時のエピソードを振り返りながら進みます。ホグワーツや9と4分の3番線、ロンのお家など懐かしいセットがたくさん出てきてなんとも懐かしい気持ちになりました。初めの2作の可愛らしい姿、思春期を迎える姿、そして成人としてヴォルデーモートとの戦いに突入していくという物語の展開を追いつつ、キャストの人生と登場人物を演じる上でその時々で感じていたことをキャスト各々が語ってくれます。
ホグワーツの食堂で、蝋燭が浮いているシーンは実際に火がついたろうそくを釣り糸で天井から垂らしており、上から蝋燭が落ちてくることがあったとか、ハーマイオニーとロンのキスシーンの裏側といったこぼれ話はえええ〜?!と驚きあり、笑いあり。ワクワクします。
シリウスやベラトリックスを演じた名優たちが、ハリーとの関係性を話しているところ(もちろん他のキャストやプロデューサー・監督とに対談もですが!)も役を超えての絆の強さを感じました。こういった裏話を知った上で改めて映画を見たい!と強く思います。(もちろんファンタビも再度見直す&本を読みたくなります。)
キャストは学校では友人がいなかったり、はみ出しものや孤独を感じる青春時代を送りつつ、このハリーポッターという作品で出会う人が親友、家族のような繋がりを感じている旨を話してくれていて胸が熱くなりました。そして、ハリーポッターの世界では多様性が重んじられて、はみだしものとして見られる人もその人の良さを発揮したりするところが描かれている、と。確かに大人になってそれが理解できるようになってから物語を振り返ると、ほんとだ…改めて感動します。
また、キャストたちが「現実で疎外されていると感じていても、ハリーポッターという物語が居場所を与えてくれたし、これからも読者や映画を見る人にとってそうであるだろう」といっており、本当にそうだなぁと共感しました。私自身も思春期特有の人間関係がうまくいかない時期に物語に逃げ込むことがあり、このハリーポッターもそのひとつだったから。この物語、映画は児童文学の金字塔として後世に残るんだろうなと強く思います。
この番組を見て改めてハリポタシリーズを見返したくなりました。そして何なら私多分「呪いの子」とファンタビの最新刊を読んでないんですよね。これは読まなければとなりました笑 いつまでも私にとって大切で、影響を与えてくれた物語。これからも近くにあって見守ってほしいし、これからの子どもたちにとってもそうであればよいなぁと思います。
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