その後のコンサートの進展

2008年7月13日

1か月ほど前に
コンサートでの聴導犬同伴拒否の事件でいろいろ意見が醸し出されました。
そのメールをもらった時は、『聴導犬同伴をご遠慮願います』の文字を
見た時は又か!と思いました。
自分のブログですので今の気持ちをそのまま書いて表現しました。
ブログは自分の日記とは言えどもみんなが自由に見られる場所でもあります。

戦ってやるという言葉を出して自分に対してめげない。頑張るという気持ちで表題にしました。私をよく知っている人はどういう意味なのかは分かりますが、知らない人から見たら強い言葉ですね。

あのあといつもならアクセス分析には多くても200人いくか行かないかという数字でしたが、1000人以上の記録が残っておりました。
いつもなら、自分の知人くらいしかみられていなかったブログです。
しかも、何のコンサートなのかはっきりと示しておりません。
まあ、あっちこっちとヒントが隠されていたことは真実です。

そのお陰さまで知人から応援を買って出てくれました。
反響が大きかったのか、このブログに直接コメントを残して反論もありました。ブログの怖さの一つでもありますが、こうして皆様と意見を聞けたことは私自身の成長にもつなげることができました。
一時的な感情だったと言え、時間がたつと冷静になって
みんなの意見が受け止められるようにもなりました。

なぜ、サミーと一緒ではないとだめなのか?という意見もありました。
聞こえない私が犬がどのようにして公演を楽しむのか?
それは音程や周りの雰囲気をサミーが教えてくれるんですね。
まさしく二人の世界しか分からないことなんですが。。。
私は補聴器を付ければ音が分かりますし、振動で体感できます。
しかし、ずっと補聴器を付けて聴いていると
音程が一定してしまいます。分からなくなってしまいます。
しかし、サミーは音程が変わると体で教えてくれます。
音楽の始まりや終わりはサミーを見ていればわかります。
そうすると楽しみが倍になります。

そうアメリカにいたときほぼ毎日サミーと山で2時間以上散歩していました。山ではいろいろな音があります。私は目の前にあるものしか分かりません。サミーが空を見上げると 私も同じようにサミーの目線を追って見上げると鳥が飛んでいます。
サミーがじっと凝視しては構えます。
凝視先をおってみると小動物がいることに気がつきます。
サミーが山の楽しみを私に教えてくれたのです。
普通の散歩ではなく、動物たちの会話や自然との会話を教えてくれたのです。


そして最初に問い合わせた先から再度メールをいただきました。
最初は同伴ご遠慮願いますという私的から見て突き離すような感じのメールでした。ご協力してくださる人の後押しもあって
『私のご意向をお伺いしてから公演事務局へ連絡したいと思っております。
ご要望などはございませんでしょうか。なるべくご意向に添えられるよう努力させて頂く所存でございます。』

という柔らかい温かみのあるメールが来ました。

このようにして一歩ずつゆっくり話し合える時間を今頂いております。
音響の関係とか会場の位置配置などサミーに負担かないかどうか
そして会場の皆様に迷惑がかからないかどうかを一つ一つ確認しております。
最終的にはどうなるかは分かりませんが、
これまでに応援してくれた人に報告したくこのブログにて報告させていただきました。

犬との暮らしはどういうものか?異文化に触れると感性豊かになれます(^^♪ワクワクを毎日あなたに届けて、楽しんでいただければと思います(^^♪